旧居留地ブランド街の変遷 リニューアルや移転が相次ぐが継続的に二次空室が発生

改装中のニッケ神戸ビル1階のグッチの新たな外観がお披露目されました。左右にあつまたショーウィンドウは閉ざされ、石壁となり、中央に重厚感のあるエントランス。



左右にある白いパネル部分は広告用でしょうか。外観上、大きな変化はありませんが内部については改修が進められた模様です。

明石町筋沿いの建物もその古さが味わい深さを醸し出しています。



BEAMS HOUSE神戸の抜けたTESTA旧居留地。1-2階メゾネット店舗だった為、新たなテナントも基本的に2フロアを使用する事が前提となるものと思われます。



スタイリッシュな建物且つ大丸前の一等地ですので、再び話題性のある新規テナントの出店が望まれます。周辺のビル同様に大丸がブランドを入れる可能性もあるでしょう。



向かいの常盤ビル1階はロレックスが移転した後、空きテナントの状態が続いていましたが、改修工事が開始されました。

ボッテガ・ヴィネタがBLOCK30から移転オープンするようです。



そうなると、今度はBLOCK30に空きが出る事になりますが、玉突きの2次空室は歯止めがつくでしょうか。



BEAMS HOUSE神戸は旧居留地25番館に移転しました。



ただ以前の複合店からMENのみの店舗に切り替えられました。BEAMSはクレフィ三宮に店舗を持つ他、旧居留地内にBEAMS GOLF、最近ではポートタワー内にBEAMS JAPANをオープンする等、神戸市内での多店舗展開が進められていました。



旧居留地25番館1階にはARC’TERYXが移転リニューアルオープンしています。



店舗の移転、リニューアルが激しく行われている旧居留地内。ただ既存店の場所の変化がメインとなり、新規出店は限られています。TESTA旧居留地の空きは大きく場所も交差点角地で目立ちますので、早期に新テナントのオープンを期待しています。