いよいよ今月の本格着工が予定されている三宮新港町計画 新港突堤西地区再開発プロジェクト。着工寸前の模様を確認してきました。
北側のA街区の仮囲いに建築計画のお知らせが新たに掲示されていました!住友不動産と関電不動産開発が計画する地上27階建のツインタワーマンションに関するお知らせです。今夏に進められてきた土木作業に前田建設工業の名が連なったのはこのタワーの設計施工を受注したのが同社だった為です。建築物の高さが99.99mに抑えられているのは環境アセスメントを通しやすくする目的があるものと思われます。頂部のデザイン次第ですが、工作物がある場合、最高高さは100mを越えるでしょう。
問題は最終的なデザインがどう落ち着いたのかです。景観デザイン協議で示されていたパースではコンペでのイメージからは遠く離れ、華美さが微塵もないスパルタンな外観になってしまっていました。着工は11月中旬を予定しているので、パースの掲示を期待していたのですが、もう暫く様子を見たいと思います。完成は2023年3月。
敷地内は土木工事がまもなく完了を迎えそうです。住友不動産が西棟を建設する部分は工事領域を分ける為なのか、仮フェンスが設けられていました。
敷地奥側が日本建設が施工するジーライオン本社ビルの建設予定地です。こちらは今月着工しますが、まだ動きはありません。
南側のB街区です。デザイン協議が成立し、最終形が公表されているのはフェリシモ本社、ジーライオン本社、駐車場棟のみで、肝心のアクアリウムとツインタワーがどうなったのか分からないのには歯痒さを感じます。
B街区も敷地奥でフェリシモ本社が今月着工を予定しています。
親水エリアの緑地が整備されるB街区の南側ですが、新た道路が出来ていたり、電気設備が完成している模様は既にお伝えしましたが、新たに街路灯も登場しました。
まだ殆ど何も始まっていないこの再開発地区において唯一この一帯のみが街灯の設置まで進められているという不思議な現象が起きています。街灯は傘の部分に風変わりなデザインが施されています。エリアではこのデザインの街灯が統一されて整備されるのでしょうか。いよいよ工事が始まりますが、まだデザイン面等の不確定要素が残るだけに今後の具体化を待ちたいと思います。
新港突堤西地区再開発 三宮新港町計画 ツインタワーの建築計画お知らせ掲示!いよいよプロジェクトは今月着工
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正直に言いましょう。景観デザイン協議って建物の高さを1mでも2mでも低くすることなんですかね?現行、市内で高さ100mを超すビルの建設計画は、途中変更を含めことごとくビル高さを数メートル低く表示されています。
軒高か最高高さか分かりませんが、そんなに低くすることが景観に大事なんですかね?たかが数メートル低くして何が嬉しいんですかね?
この住友のプロジェクトも協議が進むにつれ、デベロッパーがだんだんやる気を無くしているのが分かります。
ほんとに景観審議会や都市局景観政策課を何とかしないといけないかもしれません。
来週、景観審議会が催されますがちょっと、わたし頭に来ています。
http://www.city.kobe.lg.jp/information/committee/urban/scene/index_36.html
次の審議会でいよいよヴィーナスの高さ規制が決定するのでしょうか。。。