第2突堤にアリーナの建設が明らかになった新港町のウォーターフロント再開発エリア。工事が先行する西地区は各工区でプロジェクトの進捗が顕著になっています。
北側最西端の工区で建設の進むベイシティタワーズ神戸WESTは地上階の躯体工事が進行していますが、1階部分から2階に工事が移行し始めました!
仮囲いの外から見ても躯体の姿を捉えられるようになってきました。このペースで成長していった場合、上棟するタイミングは1年後位でしょうか。
竣工間近のGLION Awa-s Building。この日は関係者の内覧会のような事が行われていました。
各フロアの内装・電気工事が進められている他、外構工事も仕上げに入っています。
ビル前の歩道整備もかなり進んでおり、植栽や植樹、車止めのボラート設置やインターロッキング舗装ブロック敷設までも一気に進みました。
南側のStage Felissimo前でも採用されているのと同じデザインの街路灯が設置されています。元町・鯉川筋の歩道拡張工事で登場した街路灯もデザインは同じで色違いのものが投入されています。
しかしまだ電柱がそのまま残されている点は気になります。南側は電柱地中化が進みました。このままにされる事はないかと思いますが、早い段階で地中化を実施して欲しいですね。
フェリシモ本社の南側で進められている大階段と残りの歩行者デッキの整備工事も進行し始めました。鉄骨の柱の上に歩道橋が架橋されています。
このデッキは将来的には第2突堤基部や突堤に建設されるアリーナにも延伸されるのではないかと思われます。
街のインフラが着々と整備されている様子にワクワク感を覚えずにはいられません。
KPM神戸ポートミュージアムもすっかり円筒形の躯体がほぼ完成しているようです。
第1突堤の基部から眺める第2突堤。来年にはアリーナ建設が開始されます。アリーナの建設が分かった後ではこの景色も見え方が違いますね。この水域がどのように変わるのかも楽しみです。
そして基部の住友倉庫。こうやって見るとかなりの敷地面積がある事を実感します。ここには世界レベルのホテルの進出を含めた複合開発を希望したいと思います。アリーナ建設発表によって新港地区のポテンシャルは大きく高められたと言えます。突堤の再開発事業者及びその開発概要発表後にこの基部や水域の事業者公募を行う二段階措置によって、プロポーザルに参加する事業者数を増やす事やより魅力的な提案内容を期待できるでしょう。
第1・第2突堤の開発内容が固まると、新港町エリア西側半分の再開発が完了する事になり、既存のメリケンパーク、ハーバーランド、中突堤と合わせて神戸のウォーターフロントは大きな変革を遂げます。都心と親水エリアがこんなにも近い大都市は全国的にも東京、横浜、神戸等に限られており、この開発エリアは希少価値が非常に高いと言えます。
このウォーターフロントエリアと都心エリアの交通アクセスを改善する第一段階の手段として、今週から運行を開始する連接バス『ポートループ』が最後の試走を行っている様子を目撃しました。
ゴールデンウィークも約1ヶ月後に迫りつつあります。観光、ビジネス、市民の足として定着する事を願います。
三宮新港町計画 ベイシティタワーズWEST神戸の2階躯体構築開始 GLION本社前の歩道整備 ポートループも試走中
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ポートループは1日20便の運航からスタートするようですね。シティーループと兼用でということかも知れませんが、観光はともかくビジネスや市民の足として機能させるなら路線を拡張してでも福岡並の15分間隔で1日100便くらいは走らせるべきでしょう。運賃にもよりますが、従来のバス運賃と同じ水準なら、メインは観光客と敬老パスでの勇退が受けられる高齢者の利用で他は元町又は三ノ宮から徒歩でしょう。
折角の交通インフラへの投資ですから、私は新港町⇔三宮間は特別料金として、数年後には路線を拡張し、新神戸から新港町経由空港行き、三宮から新港町・メリケン・Umie経由神戸行きの2路線は最低設置して欲しいなと思います。
ただ、今回バスのデザインを見てびっくりしました。あのポートタワーを横倒しにしたデザインは廃止されたんでしょうか?洗練されたお洒落なデザインになりましたね。福岡等の他の自治体と比べてもカッコイイですね。
神戸のシンボルを横倒しにしたのはね、被災経験を考えるとどうかな?と思っていたのでこちらの方が良いと思います。