山口銀行跡地

山口銀行神戸支店跡地 野村不動産が周辺の土地も取得済?敷地の拡大によって開発面積も拡大か?



トアロードと生田新道交差点東角にあった山口銀行神戸支店ビル。この地上部解体が完了して早4ヶ月が経過しました。跡地には暫定利用のコインパーキングが開業しています。



敷地面積は約400平方メートル。土地を取得した野村不動産はここにどのような絵を描こうとしているのか未だ明らかになっていません。



この銀行支店ビル跡地に面してその南側には雑居ビルが立ち並んでいます。



その内の1棟でトアロードに面する地上4階建てのセントラルビル。ブティックシーガルや英会話教室が入居していたビルですが、取り壊しの為、閉鎖されました。



この土地も集約・併合されると、敷地面積は更に100平方メートル程増える事になりほうです。



東側にも低層建物が2棟ありますが、これらも解体の対象なのでしょうか。南側の建物は少なくとも閉鎖されている雰囲気でした。



これらの土地の集約によって敷地面積の拡大を図った上で建設される建物。野村不動産は自社開発を行う場合、幾つかのオプションを持っています。

  1. 分譲マンションのプラウド
  2. 中規模オフィスのPMO
  3. サービス業種特化型商業施設のMEFULL
建物単体で①になってしまうと、この角地やの街のポテンシャルを大きく損なう事になります。住宅機能を付与するとしても、①と③の組み合わせという形を是非とも選択して欲しいです。プラウドもタワーや大規模物件では再開発案件が殆どを占める為、店舗併設型という形式が採用されています。垂水中央東地区や明石駅前のケースもこれらの実例です。

旧居留地同様に都心の主要エリアにおけるフラワーロードのような大通り沿いに計画される建物の1階には住宅機能を設けさせないよう条例を制定すべきかと思います。
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POSTED COMMENT

  1. トライ より:

    神戸の景観を代表する歴史あるトアロード、ゲートも立つすぐ横の角地敷地です。場違い的なマンション単体建設だけは避けてもらいたいものです。

  2. トライ より:

    敷地に建築計画の看板が出てました。
    13階建ての共同住宅でした。トアロードの角地にもし店舗がないようなマンションなら神戸の凋落ぶりを表わしてるようでほんと残念です。

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