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JR・山陽垂水駅の北側で計画されている垂水中央東地区第一種市街地再開発事業は、野村不動産が事業協力者、特定業務代行者に竹中工務店が14決定し、2019年に都市計画決定、2020年8月末に再開発組合が設立されました。昨年度内には工事に着手すると思われていましたが、コロナ禍の影響か工事が開始される気配は殆ど見受けられていませんでした。
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プロジェクト概要
垂水中央東地区第一種市街地再開発事業
事業者 垂水駅前中央地区市街地再開発組合
事業協力者 野村不動産
所在地 神戸市垂水区神田町3番(一部)5番6番7番
施工区域面積 約0.7ヘクタール
敷地面積 7,000㎡
建築面積 3,600㎡
延床面積 40,500㎡
規模 地上30階 地下1階
用途 共同住宅(280戸) 店舗 駐車場
構造 鉄筋コンクリート造
設計者
施工者
竣工予定 2025年3月
しかしながら今夏に入って再開発地区内の既存店舗の閉店が一斉に開始されました。多くの店舗が近隣の再開発地区外に移転しています。
一部の店舗はこの再開発を機に商売を畳む決断をした店主も見受けられました。再開発とは人々の人生の節目という役割を果たす事もあります。
既に閉鎖されていますが、まだ本格的な解体工事は開始されていない垂水廉売市場跡。
しかし徐々にその準備は進められているようです。殆どの建物が木造家屋なので、いざ解体が開始されると更地の出現にはそう時間は掛からないものと思われます。
既に再開発地区内の8割以上の店舗が閉店しているようです。
地区内では給水管、下水管の撤去工事も開始されています。
駐輪場も閉鎖され、完全封鎖状態に入ります。
一部には年内いっぱいまで営業を継続する店舗もあるようでした。従って本格的な解体工事の着手は年明けからになるものと推測されます。
リノベーション神戸のプロジェクトは、市営地下鉄沿線の西神中央が先行し、名谷がそれを追いかける形で進行し、垂水はマイペースで進んでいる感もありますが、中核的なプロジェクトであるこの再開発事業の始動によって、大きな巻き返しが図られる予定です。
都心地区ではタワーマンションの建設が規制されましたが、郊外拠点地区でもタワーマンションの建設は困難になっています。この計画が神戸市内では事実上、最後のタワマンになる可能性が高いと思われます。
駅前広場に面して建設中だった広文館書店跡地の垂水駅前森ビルは完成していました。垂水はJR神戸線と山陽電鉄が交わる交通の要衝です。その駅前のポテンシャルは西神中央や名谷以上と言えます。
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商店街を度々利用していますが、商店街の知り合いから聞いたところによると再開発の告知がエリア内のお店にされた際にほとんどのお店は閉店作業を進めていたようですが、驚いたことに一部のお店が逆に新装改装していたようです。
もしかして反抗されて遅れている場合なども有り得るのでしょうか?
隣同士のパン屋と肉屋は某市議員と垂水タワマン再開発中止の嘆願書を神戸市に提出していましたね。補助金関連で改装したり従業員を増やしているとか。
話は変わりますが、伊藤忠都市開発が垂水区内で1.5haの土地を取得しマンション開発するようです。なかなかの土地規模です。ただ情報ソースが有料記事で見れないので肝心の場所やマンションの概要がわからなかったです。
恐らく舞子ホテルの跡地ですね。1.5haですし山陽電気鉄道が売却していたので。舞子公園駅すぐなので良さそうな立地です。