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地域探訪: 東京・渋谷スクランブルスクエア SHIBUYA SKYは次世代の展望施設 開放感120%!

画像引用:wikipedia

昨年11月に開業した東京・渋谷の新ランドマーク「渋谷スクランブルスクエア」。JR東日本、東急電鉄、東京メトロが共同で開発した超高層複合ビルで、東棟、中央棟、西棟の3棟で構成される予定です。先行開業した東棟が最も規模が大きく、地上47階 地下7階 延床面積181,000平方メートル 高さ229.71mで渋谷一の高さを誇ります。2027年に完成する3棟合計の延床面積は276,000平方メートルに及ぶ巨大駅ビルとなる予定です。

東棟は地下2-14階が商業施設、15階が産業交流施設、16-44階がオフィス、45-46階が展望施設SHIBUYA SKYというフロア構成です。

オフィスにはミクシィ、サイバーエージェント等のIT企業本社が入居し、渋谷のIT産業集積地の復権に貢献しています。



今回、話題の展望施設であるSHIBUYA SKYを訪れましたので、その内容や眺望をレポートします。地上230mから見下ろす東京の都心はまさにオリンピック開催都市として成長著しい街の発展を感じる事ができます。



新興国でない都市の首都で尚且つ400年以上の歴史を持つ都市がここまで様変わりする例もあまりないのではないかと思います。それだけ日本中の投資を一局に集中して膨張しているとも言えます。米国の都市はNYやシカゴ等、大きな中心部を持つ大都市がありながら、地方分散も進んでおり、多くの地方州の都市が複数の一流企業本社を抱えていたりします。



それはさておき事前にネット予約で前売チケットを購入し、直通エレベーターで45階へ。ちなみにキャリーバッグ等を持って展望施設には行けないのでご注意を。45階に着くなり、まずはカメラや携帯電話を除く全ての鞄類は同フロアにあるコインロッカーに預ける事が義務付られます。45階はオーソドックスに全周を歩いて回れる室内展望ロビーです。カフェバーもあるので極寒・灼熱の日はこの室内から眺望を楽しむのがおススメです。



しかし何と言ってもこの展望施設は外にその魅力があります。カーテンウォールの向こうは高さ200mの空中です。



46階へは更に外部エスカレーターもしくは階段でアクセスします。



これだけ見ても結構スリリングですね。高所恐怖症の人は少し怖いと思うかもしれません。



窓ガラスにSKY STAGEの文字。何気ないシンプルな演出がお洒落です。



屋上テラスにはまさに開放感!という言葉しか見つかりません。



屋上全体をウッドデッキテラスとした大空間です。



地上230mの景色を間近に生で味わう事ができます。



最も人気の高いスポットはこの西角。昨年末の紅白歌合戦で白組出場の星野源が歌を歌い始めたのもこの場所でした。周囲に何も無いように見えるスリリングな写真が撮影できます。



なので写真を撮りたい人で長蛇の列が出来ていました。



そのスポットを45階から見るとこのように鋭角に突き出しています。万が一があっても230m下の地上にまっしぐらは避けられます。このデザインは心憎い演出です。



中央はヘリポートですが、人工芝が貼られており、非常に気持ちの良い空間になっています。



座ったり、寝そべったり、走り回ったりと、まるで公園のようです。



くつろぎ空間は他にも随所に見受けられます。長時間滞在を促す工夫や仕掛けがあります。



ここが地上230mの上空である事を忘れさせるような開放的でゆったりとした空間です。この日は特に暖かく過ごしやすい気候だったので、更に楽しめました。



屋上の一部には太陽光発電で逐電するレーザーライト照射器が備え付けられており、イベント時には空に向かってレーザー光の演出を行います。



取材日はオープンしてまだ1ヶ月程でしたが、多くの外国人観光客も見受けられ、既にインバウンド向けにも人気観光地になっていました。今回は昼の訪問でしたが、夜景も圧巻でしょう。



都心にいながらのこの開放感!大都会のど真ん中という事を忘れてしまいそうです。雲井通5丁目の再開発ビルや県庁舎跡にできる複合ビルの屋上をこうした次世代の展望施設にする事は出来ないでしょうか。この内容であれば近畿圏や更に広域圏からも神戸を訪れてみたいと思わせる人気観光スポットになると思います。神戸の場合は六甲山も神戸港も間近に控えており、今後、大阪湾岸道路西伸部が開通すれば、神戸の眺望スポットは観光地としての人気を高めるでしょう。次回はここから見える東京都心の風景をご紹介したいと思います。

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