渋谷スクランブルスクエア最上部の展望施設SHIBUYA SKYからの眺望最終編はここから眺める渋谷の変貌です。この写真内に渋谷の主要繁華街エリアの全体がほぼ収められています。
言わずと知れた渋谷駅前のスクランブル交差点。近年、日本を象徴するスポットの1つです。
映画「Lost in Translation」で登場して以来、数多くの映画でもロケが行われ、東京観光のハイライトのひとつとなりました。特に夜景はサイバー感溢れる雰囲気が外国人観光客には大人気です。
スクランブルスクエアからは渋谷のランドマーク達を全て見下ろす形になります。かつて渋谷一の高さを誇っていた超高層ビルの渋谷ヒカリエ(地上34階 高さ184m)でさえもこの通り。
渋谷スクランブルスクエアより一足先に完成した渋谷ストリーム(地上35階 高さ180m)。グーグルの日本法人が六本木からこのビルに本社を移転しました。
渋谷ヒカリエ以前に長らく渋谷一の座を守ってきた渋谷セルリアンタワーは地上40階 高さ184m。
そして足元には東急プラザを建て替えて完成した複合ビルの渋谷フクラス(地上19階 高さ103m)と2000年代に渋谷を大人の街へと導き始めた渋谷マークシティ。高さ100mのビル群もこの通り真下に見下ろします。
更に渋谷ストリームの隣接地でも大規模な建設工事が進行中です。渋谷駅桜丘口地区第一種市街地再開発事業で東急不動産と地権者が地上39階と29階のツインタワーを建設しています。
渋谷の繁華街でも再開発が進みました。渋谷パルコは地上 階 高さmの高層ビルに建て替えられ、パルコとオフィスの複合ビルに。左隣のオフィスビルは年完成のアベマタワー。パルコの右上には渋谷公会堂、渋谷区役所の再整備の一環として進められているタワーマンションであるパークコート渋谷 ザ タワー(地上39階、高さ143m)。その背後には建て替え構想が検討されているNHK放送センター。
渋谷の一連の大規模再開発はあと数年でひと段落を迎えます。渋谷の再開発も東急という盟主に加えて、JR東日本、東京メトロといった鉄道事業者が中心となり、複数の超高層複合駅ビルを核として駅舎の再編も含む大事業となり、これが駅前や既存の繁華街での商業施設の建て替えにも波及した形で街全体の再開発を誘発しています。
神戸市も三宮の再整備構想を検討する際、先行整備が進んでいた渋谷の開発手法を研究したようです。三宮の再開発もJRや阪急等の鉄道事業者による駅ビル建て替えに端を発して検討が開始されており、規模は違えど事業の方向性は類似しています。ただ三宮の場合は鉄道駅の再編の領域にまで踏み込む踏ん切りはまだついていません。阪急の地下鉄乗り入れ、ポートライナー駅の改造や移築等の可能性は検討の域を出ません。
首都の都心を代表する一大ターミナルと地方都市の中心ターミナルという埋めがたい差が資本力という形で現れています。
やはり三宮の今後の運命を決定づけるのはJR三ノ宮駅ビルの規模と内容次第と言えます。市からすると、JR西は高飛車で傲慢な企業という捉え方をしているようですが、市もよく分からない景観規制で企業を雁字搦めにしている事を忘れてはなりません。投資企業には市から能動的にインセンティブを与える働き掛けと歩み寄りが必要です。
地域探訪: 渋谷スクランブルスクエアから見下ろす渋谷の開発・繁華街と三宮の課題
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渋谷は元々東急の街であり、再開発への東急の力の入れ方 投資額は凄いと思わずにはいれません。そんなに儲かっているのですね。
三宮における東急に匹敵する鉄道会社は阪急では弱すぎ。資本の差 東京と神戸の差を感じます。
電鉄だけでは東急のほうが売上的には上でしょうが、グループ全体ではH2Oリテイリングを有する阪急阪神東宝グループのほうが上かもしれません。
渋谷と三宮を比べるのは酷で、それぞれの牙城である渋谷と梅田なら阪神百貨店が完成したら阪急のほうが優勢かな。
やはり三宮は他の地方都市と同様JRが頼みの綱ですね。神戸市には何としてもその綱を離さないようにしてほしいです。
こべるんさんどうなさったのですか?ブログが更新されていないので淋しいです。出張でしょうか?
主観ですが阪急もJRも理想像があるにも関わらず
神戸市が煮えたぎらないといった印象です
リーダーがたくさんいる旨のコメントをJRがしてたかと存じておりますが
正確にはリーダーシップを取るべき人が役割を担えておらずその他大勢に埋もれてるのではないでしょうか
街の再開発の遅れ
これにより神戸市に取り返しのつかない状況が迫ってる事に多くの人に気づいてほしいものです