明石

地域探訪: 明石・JR西明石新駅ビルは「プリコ西明石南館」に決定 26年夏の開業予定


JR西日本の子会社であるJR西日本アーバン開発がJR西明石駅前で建設している新駅ビルについて、施設名称を「プリコ西明石 南館」として運営することが決定した事を発表しました。



建設されている駅ビルはJR西明石駅の新改札となる南口をコンコース内に有する地上3階延床面積2,403.47㎡の規模で、2026年夏の開業を目指しています。



JR西日本グループ会社のJR西日本不動産開発が事業主となっていますが、施設運営はJR西日本アーバン開発が行います。駅前には明石市が駅前広場を整備する他、駅ビルに隣接して立体駐輪場を建設し、駅前の利便性を向上すると共に駅前通りの道路幅員も拡幅して、交通拠点性の向上も同時に図ります。



気になる駅ビル内のテナントについてはまだ現状、明らかにはされていません。プリコ西明石は、西口の高架下内に2フロア構成で営業しています。テナントは物販や飲食店が主です。南館についても、生活利便関連のテナントやクリニック等の出店が見込まれます。

JR西日本アーバン開発は、名谷、垂水と神戸市内において次々と新駅ビル施設の運営を開始している他、駅ソトでも積極的に商業開発に打って出ています。本格的な駅ビルの芦屋モンテメール、住吉Livについてもそれぞれ初の大規模リニューアルを完了し、駅周辺エリアの開発と足並みを揃えた動きを取っており、街との一体的なにぎわい創出に貢献しています。次の一手は、JR元町駅が対象になるのでしょうか。今後の展開にも期待が持てます。

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