明石

地域探訪: 明石・西明石駅周辺再整備 「西明石まちづくり」の最新状況


JR西日本と明石市が共同で進めているJR西明石駅周辺の再整備計画。駅前の同社保有地や社宅、明石市の公共施設を含めた一帯をにぎわいや安全性を高めた高質な街へと生まれ変わらせるプロジェクトが進行中です。



駅前広場や駅ビルと合わせて、建設中の共同住宅。JR西日本不動産開発を筆頭に三井不動産レジデンス、野村不動産、関電不動産開発が共同で取り組む地上20階 総戸数340戸の大規模マンション「ジェイグランシティ西明石タワーウェスト」の地上躯体構築が進みます。



敷地の南側に住宅棟、北側に住民用コミュニティ施設と駐車場、東側に明石市の文化交流施設「icotto」、そして自社管理公園が誕生します。



前回の取材時に鉄骨建方が行われていた施設は立体駐車場でした。早くも完成している様子です。



通常は住宅棟の工期に合わせて、着工時期を後に持ってくる事が多いかと思いますが、こちらでは完成を先行させています。工事関係者の車両の駐車に使用する為でしょうか。



住宅棟の躯体工事はまだ2階程度です。これから成長していく事になります。明石市内には高層マンションはあまり存在しませんが、明石、西明石、大久保に大規模マンションが集中しています。



この物件の完成後にはエリアの人口は一気に1,000人増えます。市外からの転入者の受け皿としても効果を発揮するでしょう。明石市の人口は着実に増加の一途を辿っています。神戸市も子育て世帯に分かりやすいダイレクトな施策を講じるべきかと思います。



新たなJR社宅も建設が本格化しています。市の文化交流施設の着工はいつになるのでしょうか。周辺他市が明石市から学ぶ事は多いでしょう。

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