兵庫県私学会館建て替え計画 シエリア神戸元町新築工事 遂に竣工に至る！

JR元町駅北側の北長狭通で、2020年12月から開始された兵庫県私学会館の建て替え工事。既存建物の解体を含めて2年半以上の工期を経てようやく竣工を迎えました。

敷地を東西に二分し、東側に関電不動産開発が地上18階建ての分譲マンション「シエリア神戸元町」を、西側に新たな兵庫県私学会館を建設。



マンション区画の最東端には機械式パーキングが設置されました。



その他、変形敷地内にはゴミステーション等の建物が配置されています。



敷地北側は植栽帯に非常に多くの木々が植えられており、緑化が進められました。



エントランス周りには狭いながらも歩道も整備されています。



建物の建築面積は限られていますが、植栽に充てられた面積はかなりの規模になっていそうです。



エントランスアプローチを囲むように緑のオンパレード。木々が成長すると、林のようになりそうです。



コーナー周りの様子です。



エントランスアプローチは西側に出入りする形になっており、マンションのエントランスからは90度曲がっています。これは私学会館を回り込む事になっている為です。



新しい私学会館。重厚な佇まいですが、色調は明るめとし、重くなり過ぎないように工夫されています。



最新のオフィス棟として機能も充実している事でしょう。



会館前には駐車場も整備されました。



会館の新たなエントランスです。庇の裏側には流行りの天然木材を採用。



私学会館の建て替えとマンション開発を上手に組み合わせた関電不動産開発のアイディアプロジェクトでした。



今後もそこそこ敷地のある老朽化した建物の建て替えには、マンションの建築面積を抑制しながらも高層化する形で、建て替え資金をマンション分譲で補うような今回のようなプロジェクトは増えてくるのではないかと思われます。