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元町商店街のエントランスアーチの改修が進められています。現在のアーチの改修は恐らく初めてではないかと思われます。ステンドグラスを採用した斬新なデザインはまだ古さを感じさせませんが、一歩中に足を踏み入れると、そのギャップにいささかの違和感があったりします。
個人的には元町商店街は昔のようにアーケードを脱ぎ捨てて、横浜の元町のように青空を望める明るく粋なストリートにするべきだと思っています。三宮の一極集中が今後、空前の規模で始まる事が避けられない中、このままでは衰退する地方商店街の典型のように、10年以内に西側からシャッター街化が始まりかねません。
すでに通り沿いの店舗ビル再編が始まっています。狭小建物を集約化して、低層部を新たな店舗、中高層階を賃貸マンションにする地権者の節税対策を目的とした投資開発が主です。
神戸市中央区元町通4丁目計画もそんなプロジェクトの1つかと思いますが、通りに面したファサードや店舗デザインにはそれなりの配慮や意気込みが感じられる建物になりそうです。
地上14階建て 延床面積3,150.90平方メートルの建物で店舗と共同住宅を用途とした新築ビルです。元町商店街に面して1階店舗はガラスによる大きな開口部を設け、大きな鉢木を複数配置する他、2階部分は緑化して、緑豊かな空間の創出を目指しています。
現場ではすでに基礎から地上部へ工事の主軸が移り変わってきています。1階の柱や壁の配筋が進行中。
かなり間口の広い店舗になりますが、どんなテナントが入るのでしょうか。街の賑わいに貢献する人気飲食店やカフェの出店が期待されます。
元町通4丁目計画のすぐ東側でも既存建物の解体が進んでいます。生和コーポレーションが事業主なのでこちらも店舗付き賃貸マンションになるものと思われます。元町商店街だからこそ1階は店舗となるものと思われますが、内実は近隣の栄町通と同様に賃貸共同住宅が街の顔となる居住地区になり始めています。居住人口の増加は必ずしもマイナスではありませんが、賃貸住宅の空室率はかなり高止まりしていると言われています。それにも関わらず増殖を続けるのは節税目的の投資開発がビジネスモデルとして成り立っているからです。今後もこうした街の二極化は進んでいく事は不可避ですが、その中でどうやって街の特色を出して差別化を図るのか。デベロッパー側も街造りの観点に立った開発に方向転換を進めなければいずれは飽和を迎え、不動産価値の下がった街ではこうした需要も失われてしまいます。元町通4丁目計画は1つのヒントになり得るでしょうか。
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元町商店街は三宮センター街と比べ賑わいという点ではもう一つかもしれませんが、ハーバーロード沿いにマンションが増えたおかげか閑古鳥が泣いていた西側5、6丁目辺りは一時期を考えれば熟年層を中心に、人通りが増えたと思いますよ。
これからさらにマンション住民も増えますし、これらをうまく取り込めれば復活の可能性がありますね。ただもう周辺をシニア層向け集合住宅街にして、モトコ―と一緒にレトロタウンを構築するのも手かもしれません。(笑)
元町は4丁目に入ったところでいきなり暗く地味な感じになりますからねえ
今回は4丁目以西の開発なので良かったと思います。
私もアーケードは撤去したほうが絶対に良いと思うんですけどねえ
アーケードは必要です
元町商店街は横浜のおしゃれな商店街とは違います
周辺住民の皆さんも生活のために利用してますからアーケードがないと不便だと思います
アーケード撤去?アホな事言わんとって
人通りの多い時間帯に傘差して歩くなんて考えられんわ~