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神戸ダイヤモンドビルの商業ゾーンが完成 3ブランドのメゾネット店がオープン 大丸神戸店は大丸トップの売上を維持するが来期以降は?



低層階の商業ゾーン化を進めていた旧居留地の神戸ダイヤモンドビルに全てのテナントが出揃い、プロジェクトが完了しました。



これによって明石筋町の通り沿いにおけるハイブランドの集積が更に高まり、特に大丸神戸店本体から至近距離にブランド店が集められる傾向が顕著になりました。



ロレックス、ジョルジオ アルマーニ、エンポリオ アルマーニの3店が出店。いずれも大丸神戸店が店舗を借り、これらのテナントを店外に誘致する同店伝統の面的戦略の強化策です。



どのテナントもこれまで神戸店からは遠い位置に配置されていたものを同店の目の前に移転且つ売場面積を拡大させるリニューアルの形をとりました。



1-2階に分かれたメゾネットタイプの店舗となっています。最新のコンセプトを用いたエンポリオ アルマーニ新店ブティックの1階にはウィメンズウェア、バッグ、シューズ、ジュエリー、ウォッチ、アイウェアを取り揃え、螺旋階段でアクセスする2階にメンズという構成。



ジョルジオ アルマーニもメゾネットの店舗構成です。東京銀座5丁目に位置するアルマーニ /銀座タワーと同じコンセプトで仕上げられた関西初の店舗となり、1階にはウィメンズウェア、2階にメンズというフロア割はエンポリオと同様です。また2階の一部には、ジョルジオ アルマーニの最高峰ライン「メイド トゥ メジャー」及び「メイド トゥ オーダー」の特別フロアも設けています。



大丸神戸店の接する明石町筋に路面店として集うハイブランドは、これら3ブランドの他、グッチ、ルイ・ヴィトン、エルメスと錚々たる顔ぶれになりました。



コロナ禍の収束と共に大丸神戸店も新たな戦略を描いていくものと思われますが、グループ百貨店内でコロナ禍からの一早い復活を遂げたのもこの神戸店でした。

直近で発表された大丸神戸店のの23年2月期の売上高は、前期比約20%の839億円で、2期連続で、大丸店舗の中でトップを維持し、800億円台の売上も回復しました。Jフロントグループの百貨店の中でも、松坂屋名古屋店の1,177億円に続く2番目にランクイン。



来期は更に870億円まで売上を伸ばす事を予想していますが、訪日客需要を取り戻す心斎橋店が880億円まで伸長し、再び抜かれる可能性があります。また東京店や札幌店も700億円台まで売上を伸ばしてくる予想で、神戸店の座も安泰ではない状況です。神戸阪急も攻勢を強めて売上を伸ばす中、地域一番店として、目標である1,000億円台の売上を達成するには、周辺での再開発へ参画し、増床によって売上増が最も手取り早いかと思います。GSパーク神戸の開発にJフロントが絡む形を強く望みます。

 

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