元町・鯉川筋/大丸前スクランブル交差点界隈の変化状況

元町・大丸前スクランブル交差点界隈でも大小複数のプロジェクトが進行しています。最も目立つ存在はVEGA元町の大規模修繕工事。ユニクロ神戸元町店の退店後、後継テナントが決まる前に開業以来初のリニューアルを実施しています。



建物全体が足場と養生ネットに覆われています。改修工事はどこまでの内容でしょうか。一部デザインまでをいじるとなると、工事は長期化します。外壁のクリーニング、窓枠のコーキング、補修等がメインになるのかもしれません。BALのように窓枠のリニューアルが行われると建物の表情が変わります。

VEGAの20m北側でも足場の組まれた建築工事が進行しています。



神戸ファーマシービル跡地で三菱地所ホームが建築している建物ですが、現在のところ、用途や規模は不明です。ただ今回、組まれた足場の高さから地上3階程度の建物である事が予想されます。



また基礎構築後、始まった地上躯体はなんと木造のようです。てっきり鉄骨工事が始まると思っていました。木造のテナントビルとなるのでしょうか。



向かいで大規模修繕工事が行われていた神戸元町ユニオンビル。工事が完了しましたが、パッと見は特に変化はありません。修繕・補修がメインだったようです。



大小の建物で修繕、建築工事が進行します。VEGAの新テナントは立地的にも非常に重要な存在です。やはりファッションブランドの出店がベストですが、地下階も含めると、4フロアあるので、この床面積を埋められるテナントは限られてきます。一括貸しでなく、1フロアずつの切り売りが妥当なのでしょうか。



鯉川筋から一本西側に入った裏通りにあったパチスロ天一元町店の解体工事はいよいよ躯体の撤去が始まっています。跡地開発は地上18階建てのマンションが計画されている模様です。



三宮中央通りの歩道に不思議な仮設構造物が置かれていました。



実証実験中の街中日除けのようです。この時間は殆ど日除けの意味を成していませんでしたが、太陽の角度が上に来ると、内部に日陰ができるでしょう。このままだと街中に常設するには不恰好ですが、パークレットの上や信号の待ち時間の長い交差点周り等にシェードを設置するのは有効かと思います。