元町

新店舗オープンラッシュの鯉川筋 駅北側も洗練されたデザインの建物が増えている


ようやくコロナ禍に負った傷が癒えていくように新店舗のオープンが相次いでいます。大規模改修が行われたJR元町駅前の大本ビルの1階はマクドナルドの退店がありました。



その後継テナントとして入居したのはなんとドトール。飲食店の立地は昨今、街や商業施設の賑わい増に大きく貢献する為、喜ばしい出店ではあります。



しかしドトールは鯉川筋を挟んで斜向かいにも既に店舗があります。かつてはその隣にもスターバックスがありました。



また駅に面したビルには、上島珈琲店も営業していた他、駅ナカにはデリカフェが現在も営業中であるカフェ激戦区でした。従ってカフェ需要は今も十分に潜在するという見立てでしょうか。近接地に2店舗体制でも供給過多ではないという判断かと思います。



リフレッシュした外観と新たなテナントで船出した大本ビル。元町駅前には古いもしくは規模の小さいビルが多い中、比較的新しいランドマークとして駅前の賑わい創出に貢献するビルです。



コロナ禍以降、複数年に渡り、空きテナントが続いていたHK元町ビルの1-2階にも新たなテナントが見つかったようで内装工事が進められています。



できればシューズブランドの出店だと面白いのではないかと思います。南隣には、NIKEが営業しています。



またその向かいのVEGAには今週木曜日の9月4日にSCETCHERSがグランドオープンする予定です。鯉川筋と交差する三宮中央通り沿いにはアシックス2店舗やリーガルもあり、履きだおれの街である神戸において、シューズストアの集積が進む事になり、買い周りも期待できます。



元町駅と大丸神戸店や南京町、メリケンパークとを結ぶ鯉川筋南側。人通りも非常に多くもっと沿道沿いの土地は有効・高度活用されるべきです。



駅より北側の鯉川筋でも最近、建物のリニューアルや建て替えが進んでおり、街の装いが変わりつつあります。



この洒落た店舗ビルも工事名称は個人宅だったので、何故こんな街中の大通りに?と疑問を抱いていましたが、ベールを脱いだらシンプルですがスタリッシュな店舗ビル(恐らく上階は住戸)に生まれ変わりました。



一本東のトアロードと比較して、鯉川筋は通りは大きいけれど、どちらかと言えばこれまでは雑多な街並みでしたが、こうした建築が増えていく事により雰囲気や出店テナントも変わっていくでしょう。



建物の規模は大きくはありませんが、デザインが重視されている傾向は望ましく、トアロードを目指して欲しいと思います。



今後、兵庫県庁の再整備が進み、エリアの集客性が高まれば、自ずとこの界隈も人通りも増えて、不動産価値も高まり、市場の活性化と流動性も向上していくのではないかと思われます。

関連記事

POSTED COMMENT

  1. a より:

    神戸に限らず、今は昭和に建てられた建物が
    建替え期を迎えてる。ここでどういう建物が建つかは今後の神戸の魅力を大きく左右する!!神戸に土地をお持ちで、神戸で建物を建てる方は、たとえ小規模な建物であってもデザインを重視して洋風の素敵な建物を建てて欲しいです!!

  2. こうべっこ より:

    鯉川筋北側は元町駅から近く行列のできるお店も増えているが、通りが古く、もったいない印象。 街灯や植栽などを更新・新設するだけでも神戸らしさを演出でき集客性が高まるだろう。神戸市にはぜひ頑張ってもらいたい。

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。