フラワーロードで建設の進む仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル。地上18階建ての事務所・ホテルから構成される複合ビルの建設現場では着々と躯体工事が進められています。
とうとう躯体頂部は周囲の建物の高さを超えてきました。まだ10階付近を構築しているものと思いますので、まだまだ高さを増して赤事になります。
コロナ前の神戸でも空前のビジネスホテル建設ラッシュが起きていました。リーマンショック前にあったホテル新設ラッシュとは比較にならない程、複数のホテルが完成し、客室数は大幅に増えました。
インバウンド需要の旺盛な大阪、京都でもホテル建設は盛んに行われてきましたが、それでも供給が需要に追いつかず、国内客がホテルを予約できず、また混雑を嫌って神戸に流れてくるケースが増え、こうした2次需要に支えられたホテル新規供給でした。
再び訪日客が増え、コロナ前さえも上回る勢いですが、ひとまずは多くのホテルが新設された結果か、現状はまだ関西のホテル室数が不足しがちという声は聞かれず、新規供給されるホテルは量より質に転じている模様です。
神戸及び兵庫県は相変わらず訪日客にはそれほど人気はありませんが、オーバーツーリズムを避けたい国内客需要が急速に高まっており、これを背景とした観光客増加が見込まれています。神戸でも新設ホテルは量より質に転換中ではありますが、再びビジネスホテルの建設需要が沸き起こる可能性も燻ります。
市の施策も観光産業の強化を図っていますので、今後、市内のホテルは国内ブランドと外資系ブランドの競争が熾烈を極めていく事になるでしょう。最近では、大阪、京都に続いて奈良でも外資ホテルの新設が相次ぎ始めました。神戸における外資ホテルの進出ラッシュが起きるのも時間の問題かと思われます。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事 躯体の成長が進む 神戸のホテル事情はどうなっていく?
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近隣のユニゾインもマリオット系であるフォーポイント・エクスプレス・バイ・シェラトンにリブランドのようですね。こちらは早ければ今年中のようです。
新築するにはリスキーだけど空港の国際化やビジネス・観光拠点としても決して需要がない街では無いという認識なんでしょうね。