布引町4丁目でナカノフドー建設による施工が行われている(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事。鉄筋コンクリート造地上18階建ての建物になる予定です。タワークレーンの登場から既に1年が経過し、地上躯体の構築開始から10ヵ月が過ぎました。
地上躯体構築工事は順調に進行しており、既に周囲の建物を遥かに凌駕する高さに達していますが、上棟までにはもう少し時間が掛かりそうです。現状は15-16階辺りに達しているでしょうか。
このエリアには無い高さの建物になるだけに突出した感が際立っています。
また南北スパンも周囲のビルの倍以上あるので、アイマークとしての存在感が大きいですね。JR三ノ宮駅からも徒歩2分の距離であり、観光・ビジネスに非常に利便性の高いホテルになります。
神戸市内のホテル需要は既にコロナ前水準を回復し、更にそれ以上の需要が求められる状況になりつつあります。三宮の再整備・ウォーターフロントエリアの再開発が進み、更に神戸空港の機能拡張・国際化が行われると、更に市内・特に都心部の宿泊需要は更に高まるでしょう。
建設の進む大型再開発ビルはいずれも高層部にホテルを併設する計画ですが、まだまだ神戸のホテル需要は拡大が期待できるでしょう。訪日客需要も伸びしろがまだまだあります。外資系ホテルの進出については、まだ今のところ、HMIグループとマリオットの提携による市内ホテルのリブランドに留まっていますが、来年の神戸空港国際チャーター便就航開始後には状況が変わってくる可能性があります。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビルは1-2階を大阪共栄信用組合の店舗・事務所、3-18階が224室の東横INNという構成になる予定です。
レセプションカウンターもこれまでの東横INNよりもスタイリッシュなデザインが採用されます。兵庫県内でも最大規模の出店になるでしょう。
近隣で建設中のテナントビルは「(仮称)ONLY ONE 神戸市琴ノ緒町M計画新築工事」も躯体構築は上棟に達しているようでした。
(仮称)神戸三ノ宮・布引町ビル新築工事 一際高く聳える孤高の存在へ 上棟間近?
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