新港第2突堤で大林組の施工によって大規模な建設工事が進行する神戸アリーナプロジェクト。段々とアリーナの姿が形作られてきました。
鉄骨建方が進んだ部分から全体的に覆うように足場が構築されています。南北の中央部から2層の突出た部分には巨大な開口部にガラスが取り付けられる予定です。
建物の建設工事進捗に伴い、ランドマーク性の高まりが感じられます。この場所にアリーナプロジェクトが決まった事のミラクルさに改めて、NTTグループとOne Bright KOBEへの感謝の念を抱きます。
外壁材の取り付けも開始されています。
アリーナの中央部にあたり、V字型の屋根の底部分の鉄骨建方が開始されました。蒲鉾・アーチ型の屋根が柔らかい膨らみを表現しています。
首都圏の港町・横浜のウォーターフロント地区でも2万人収容規模の新アリーナ「Kアリーナ」が開業し、こけら落としにゆず等のアーティストによるコンサートが次々と開催されていますが、音楽興行終了後、帰宅の途につく人々で最寄りの横浜駅への帰路がごった返し、大変な混雑になっているとの事で、会場内から出るにも長時間掛かって、来場者からかなりの不満が出ているようです。
神戸港でもコロナ前まで開催されていたみなとこうべ海上花火大会終了後のハーバーランドやメリケンパークからの帰宅は辟易する混雑ぶりでした。神戸アリーナの場合、1万人規模ですので、横浜程ではないにせよ、京町筋、フラワーロードの2方向のアプローチから三宮駅に向かう人々が行列になる事が予想されます。信号の待ち時間の長い2号線の横断もありますので、道路を管理する神戸市は開業前から対応策を検討しておく必要があるでしょう。新・税関前歩道橋の架橋もアリーナ開業までに間に合うでしょうか。
徐々に屋根の構築が進行しています。アーチ屋根を支える中央の構造物は、屋根設置工事の為の暫定櫓のようです。
巨大なアリーナの中央の空白部分を埋める壁の構築はどのタイミングで開始するのでしょうか。
神戸アリーナの音楽興行のこけら落としを務めるアーティストは誰でしょうか。通例としては、神戸、兵庫の地元出身アーティストとなるのでしょうが、この規模のアリーナを埋められるミュージシャンとなると、西宮出身のあいみょんの可能性もあるかもしれません。海外アーティストも多数、ここでライブを行って、神戸の良さを発信して欲しいと思います。
尚、「工事現場への入場は工事関係者のみに限定されています」ので一般の方は入場する事は出来ません。写真は周辺部から望遠レンズで撮影しています。
神戸港内に消防局の消防艇が放水を行なっていました。歓迎放水と呼ばれています。神戸を訪れるすべての人へ向けた定期的な歓迎放水が実施される新たな試みのようです。この日は神戸マラソンが開催されていた為の放水のようでした。
(仮称)神戸アリーナプロジェクト 外壁や屋根の取り付け工事も開始! 興行終了後の1万人の帰路は大丈夫?
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