来月の本格着工に備えた準備作業が開始されている神戸アリーナ建設予定地の新港第2突堤。施工者の大林組が既に北側の基部に建設事務所の設置も完了しています。
なんと既にゲートの後方に三点式パイラドライバの姿を認めました!
掘削機の稼働場所は突堤北側です。
地上部分の撤去が完了しているかつてここにあった上屋の基礎等の地中障害物撤去を進めているのでしょうか。
アリーナの建築面積は12,295.73平方メートルと1ヘクタール以上に及ぶので、杭工事もかなり大規模に進められる事が予想されます。本格着工すれば複数の重機が投入されるでしょう。
突堤先端は瓦礫や土山ができています。緑地の整備は神戸市の管轄かと思いますが、一体的に同時整備されるかと思うので、市は大林組に一括で工事を発注している形になるのでしょうか。
工事が始まっていますが、突堤周りには未だに何らかの運搬船が複数着岸しています。工事に関係しているのでしょうか。
第1突堤の先端から防波堤の構築も開始される予定です。現在のところはまだ着手の動きは見られません。
水域内はかなり水深がありそうですが、ブルーカーボンを整備するにあたっては、埋め立ても必要になりそうです。防潮堤とプロムナードで高潮の対策も必須です。
こちらは2014年に第1突堤の再開発が開始された頃の写真です。神戸みなと温泉蓮とオーシャンズガーデンの基礎構築が進んでいました。中央には後に天然温泉源泉掛け流しの露天風呂が整備される部分で温泉の掘削が行わられていました。第2突堤についても先端部の上屋は撤去が完了しています。
それから半年後には鉄骨建方が始まりました。これよりも遥かに大規模な建設工事が今後、第2突堤で繰り広げられる事になります。
神戸アリーナのこけら落としのコンサート・ライブはどのアーティストが行うのでしょうか。1984年に完成したポートアイランドのワールド記念ホールで最初のコンサートを行なったのは近藤真彦でした。因みに神戸アリーナを本拠地とする西宮ストークスは、今年からワールド記念ホールでホームゲームを行う予定で、新アリーナの完成前から神戸のチームへと変更を行うようです。
新港突堤西地区(第2突堤)再開発事業 神戸アリーナプロジェクト開発計画 準備工事に重機が投入される!
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最初の計画発表から一時は音沙汰がなく、着工する気配もなかったので気を揉んでいましたが、プロジェクト本格始動ということで楽しみです。収容人数は他都市の大規模アリーナには及びませんが、このウォーターフロント先端に立地する唯一無二なところは、アーティストや全国から訪れるお客さんに強い印象を与えられるアリーナになりそうです。
国交省のプレスリリースの中で、神戸アリーナの新しいイメージ図が使用されていました。
https://www.mlit.go.jp/report/press/port04_hh_000391.html
新しいアリーナの名前は「KOBE STORK V-ARENA」となるのでしょうか