サウンディング型市場調査が行われる第二突堤と基部に隣接した三宮新港町計画は先行して再開発が進行中です。2棟のオフィスビルが地区を先導するように鉄骨工事を進めており、その存在感は日に日に大きくなっています。
銭高組の施工するフェリシモ本社ビルのオフィス棟部分大方は鉄骨工事が完了したようです。完成予想パースを連想させる形状になってきました。
各階の床にはデッキプレート、鉄骨の梁に庇のようなパネルが取付られています。
この庇のパネルの間はガラスの開口部となります。階高が結構不揃いです。通常、1-2階はエントランスや多用途になっている為、階高は大きく取られ、それ以降のオフィス階は均一の高さになる事が多いのですが、このビルは中層階でも一部、高さがバラついています。
威風堂々とした重厚感がすでにあるGLION本社ビル。日本建設が施工し、一部の鉄骨は既に最上部に達しています。
建物西端から鉄骨を組み立てており、現在はより中央側の部分の鉄骨建方に着手しており、厚みが増し始めました。
完成するとかなりの横幅のある建物になる予定です。正直、このプロジェクトが始動するまでGLIONグループという会社の存在を知りませんでした。従業員3,500名を抱え売上高は1,700億円を越える優良企業グループです。この新本社はその企業規模に相応しい建物となります。
GLION本社ビルの北側では駐車場棟の建設が進みます。工区の東側の基礎の鉄筋型枠工事が行われており、コンクリートが打たれればいよいよこちらも鉄骨工事に着手するでしょう。
GLION本社ビルは北側から見ても迫力があります。
市役所展望ロビーから眺める三宮新港町計画。
そしてポーアイしおさい公園から遠望する三宮新港町計画。第二突堤の再開発が進むとエリアに集積感と一体感が生まれ、神戸の新ウォーターフロントは大きく活性化するでしょう。
三宮新港町計画 地上躯体の鉄骨工事が進行するオフィス棟
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