開発工事がエリア全体に及び始めた新港突堤基部西地区の再開発プロジェクトである三宮新港計画。大規模プロジェクト感がいよいよ本格的に出てきました。
工事が先行するフェリシモ・クリエイティブ・ランド。杭工事が継続しています
岸壁に最も近い立地です。液状化等のリスクを考え、地盤深くに杭を建て込んでいるのか、杭工事がかなり長期化しています。
次は向かいのGLION本社ビル。こちらも山留工事が終わり、杭工事に移行しています。三点式パイルドライバが稼動しており、この再開発地区では現在、二機のパイルドライバを投入中です。
もっと複数の杭打機が一斉稼動している姿を見たいですね。各街区で着工時期に時差が生じているので、基礎工事の工期の重複期間は短くなってしまいます。
駐車場棟はまだ障害物の撤去工事が完了していないようでした。まもなく本格着工するのではないかと思われます。
そしていよいよ超高層住宅棟の建設が始動しました。まだ準備工事のようですが、施工者の大成建設が動きだしています。
アースドリルで掘削しています。こちらも本格的に杭工事が始まると、複数の重機が入る事でしょう。東側の関電不動産開発の住宅棟はまだ着工する気配を見せません。建築計画のお知らせの掲示もまだの状況です。水族館の着工も待たれます。
ちなみにこの新港町では現在、開発が進行中エリアを第1期事業として捉えていますが、第2期は新港第2突堤とその基部にあたる現在の住友倉庫及びその東側の用地の約3ヘクタールとみられます。既存の上物は別として、これらの土地は国有地であり、これを神戸市に売却し、第1期と同様に市が事業提案について公募プロポーザルを広告し、優先事業者を決定します。三宮駅周辺の開発進行と同時に新港町も順次、開発が進む模様です。着手時期は第1地区の完了前を目指し、切れ目なく開発を行う事を前提としています。
三宮新港町計画 三点式パイルドライバ2機稼動中 住友不動産住宅棟も遂に始動!
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話は変わりますが
神戸に国連機関が拠点を置いてくれるそうです。この内容を記事にしていただけないでしょうか。