東遊園地の北側・フラワーロードに沿ったエントランスエリアで行われてきた三宮地下駐車場と園地を連絡するエレベーターと新階段が完成し、供用が開始されました。
デザイン性の非常に高い階段。以前にも少し異なる位置に階段がありましたが、旧階段の面影はまったくありません。
L字型でほぼ全側面をガラスで覆い、導入部は木製のルーバーという構成です。
まるで一体この階段はどこへ繋がっているんだろうというワクワク感を誘うデザインです。
階段の床材には煉瓦調の舗装ブロックを採用。
ガラスの側面の為、階段内は非常に明るい空間です。
L字のコーナーを曲がるところです。
更に下りると、地下1階の駐車場に向けてもう1コーナーを曲がります。
更に進むと地下2階への階段が続きます。左手にはトイレとエレベーターホールがあります。
真新しいエレベーターホール。床には木目調のタイルが使われています。
エレベーター内部の様子です。車椅子も乗せられる広々としたカゴ内です。
エレベーターの扉が開くと、目の前に美しい東遊園地が広がり、まるでワープをしたような新鮮な感覚を覚えます。
エレベーター塔も全面をガラスで覆った箱になっています。再整備された東遊園地に相応しいデザインと佇まいです。
これらの新設備によって公園導入部の雰囲気も大きく変わり、利便性も高められました。
まだエレベーター・階段の東側は再整備工事が継続しています。完成予定は6月末です。
新しい水景設備と水路が計画されていますが、水景に沿って木製ベンチも造作されているようです。
水路は以前と異なり、とても細くて浅いものに変更されました。
また一部はバリアフリーにする為、グレーチングによって覆われています。
養生が行われいた芝生広場も全面開放されました。芝生で過ごすのが気持ち良い季節が始まりました。
東遊園地再整備が完了して早くも2年が経過しましたが、まだフラワーロードに沿ってのリニューアルは続きます。また南側園地についても税関前歩道橋の再架橋と共に再整備が計画されています。今後も東遊園地の進化は続きます。