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2024年度の再開業を目指して進められている垂水のアウトレットショッピングモールの三井アウトレットパークマリンピア神戸。2月から開始された三井住友建設施工による既存建物の解体工事が大詰めを迎えつつあります。
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プロジェクト概要
三井アウトレットパーク マリンピア神戸建替計画
所在地: 兵庫県神戸市垂水区海岸通り12-2
延床面積: 74,000平方メートル
構造・規模: 鉄骨造・地上2階建他
設計: 三井住友建設
施工: 三井住友建設
開業: 2024年度(予定)
ラグーン・コミュニティ・パーク
- KOBEフードリゾートゾーン(約6,714m²)
- BE KOBEゾーン(約882m²)
- コミュニティゾーン(約1,863m²)
- スイーツ&アートガーデンゾーン(約3,480m²)
- アクティビティレジャーゾーン(約3,368m²)
現在の状況
ラグーン・コミュニティ・パークが整備されるラグーン周辺はまだ然程、大きな変化は、ありませんが、そのラグーンの前に立つ最も新しいセントラル棟も遂に本格的に解体が始まりました。
セントラル棟の北側からバリバリと解体が進んでいます。
周囲に気を配らなげればならない市街地での解体ではない為、大胆に建物が剥き出しで解体作業が進行しています。
広大なラグーンエリアが加わると、敷地面積が大幅に拡大します。
最新設備のモールに生まれ変わる事で、開業当時の賑わいと人気を取り戻したいところです。
神戸はこれまでどちらかと言えば、関西エリアでも最も新しいハードやソフトを享受できる都市であり、周りには競合はありませんでしたが、先行する場合の定めか、より後発に
セントラル棟の西側は養生ネットに覆われて解体が進行しています。
プライベートボートの停泊するマリーナは通常通り稼働しています。
マリンピア神戸の建物解体が進み、敷地内はかなりスッキリとしてきました。
セントラル棟の東側の部分です。それ以外の建物は完全に撤去されて、瓦礫か更地に姿を変えました。
殆どの建物が2階建てだったので、撤去に掛かる工事も短期で完了しています。
以前は133店舗が営業していましたが、規模が倍に拡大する事で200店舗を超える事が予想されます。
関西エリアの競合アウトレットモールであるりんくうプレミアムや神戸三田プレミアム、そして身内の三井アウトレットパーク 滋賀竜王のいずれも200店舗以上の規模であり、マリンピア神戸は規模では大きく劣っていました。
立体駐車場までの土地が完全に更地化しました。
隣接するミニ水族館「さかなの学校」も、マリンピア神戸の閉鎖に伴って一時閉館中です。
あの賑わっていた南欧風のアウトレットモールも広大な更地に変わりました。これから最新設備の整ったモールへと生まれ変わります。
出来れば、先日に開業したばかりの三井ショッピングパークららぽーと門真・三井アウトレットパーク大阪門真のように、垂水も2業態複合施設にして欲しかったですね。門真は2施設合計の延床面積が196,800平方メートルにも及ぶ巨大モールです。
立体駐車場棟は解体を免れたようです。ただ海沿いに立っているせいか、鉄骨の表面に塩害による錆が目立ちますので、美装化改修は必要なのではないかと思います。
壁面緑化も道半ば。規模はこれまでの倍化される事になりますが、それでも他モールにようやく追いつくといったところ。
マリンピア神戸は、その立地を活かした特別なショッピングモールとして、再び広域圏からの集客を目指せるように誘致テナントにも捻りをきかせたアウトレットになる事を期待しています。
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