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2024年7月末を完成期限として工事の開始された(仮称)北須磨支所ビル整備事業。現在は準備工事として、敷地内にあった駐輪場及び須磨パティオと名谷センタービルを連絡していた歩行者デッキの解体撤去が進められています。
既に歩行者デッキの姿も無く、仮囲いの中にはそれらから出た廃材の瓦礫のみが積み上がっていました。
まるでここには初めから何も無かったような型になっており、デッキのあった痕跡はほぼ皆無でした。どこにデッキが接続していたのかもよく分からなくなりました。
唯一、パティオ2階の壁にはそこにデッキがあったと示唆する跡が残されています。北須磨支所ビルもパティオと2階レベルで接続するようですが、また同じ場所にデッキが再構築されるのでしょうか。
名谷の駅前でもようやくリノベーションで街が変わるというギャッチフレーズが仮囲いに登場。建設中の名谷駅新北ビルと共に駅前空間の利便性向上を担う中核施設となります。
遂に「建築計画のお知らせ」も掲示されました。地上7階 延床面積6,597.12平方メートル。用途は支所、店舗、駐輪場。建物本体の着工は来年1月下旬です。
どのようなデザインの建物になるのか。庁舎機能と商業機能を併せ持つ複合ビルです。そろそろ絵姿を公開して欲しいところです。
中央区総合庁舎や西区総合庁舎は素晴らしい仕上がりになりましたが、双方とも大手建築設計事務所が担当しました。
今回の期待須磨氏ビルはユーデーコンサルタンツが設計を担当します。同社は多くの公益・商業の複合施設を手掛けている実績があるようです。
2階には民間事業者が運営する予定の親子のための屋内のひろばが整備されます。また
1階にはテナントが入る予定です。複数の店舗になる可能性があり、駅前の賑わいにも効果をもたらす施設となりそうです。これまで意識されてこなかった夜間景観にも力の入った建物になるかと思われます。
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