かねてより神戸市がポートアイランド二期地区の神戸医療産業都市にて計画していた「(仮称)オープンイノベーション拠点ビル」は慢性的に不足する同都市内のウェットラボの供給と、利用者の交流を促進するスペース「イノベーションパーク」を備えた研究施設です。2017年に完成したKCMI神戸医療イノベーションセンターの北側に建設される予定でしたが、遂に着工します!
新施設の名称は「クリエイティブラボ神戸(CLIK)」。神戸都市振興サービス株式会社が事業主となり、地上6階 延床面積約12,000平方メートル 鉄骨造の建物を建設します。設計は安井建築設計事務所、施工は明和・関建のJV。JVである事を除けば、奇しくも先日、中央区小野柄通で着工したばかりの日新信用金庫神戸支店と同じ顔ぶれです。
敷地では既に一部に仮囲い、ゲート、建設事務所が設置されており、セメントサイロや三点式パイルドライバも搬入済です。
再開発や建て替えではないので、いきなり杭工事が開始されます。既存地中障害物撤去が無いのは工事が速く進んで良いですね。
スケジュールとしては基礎工事を半年間行い、年末には鉄骨建方が開始される模様です。そして来春には外観が完成しているという運びです。開業は来年9月。建物の最寄駅はポートライナーの京コンピューター前駅ですが、肝心の「京」は今年の8月に運用を終了予定です。
後継の新型は「富岳」に決定したと発表がありました。そのまま駅名を単純に変更するのであれば「富岳コンピューター前駅」となりますが、京の停止以降+富岳の稼働開始までのブランク期間をどうするのか。富岳は21年の稼働開始を予定しています。暫定的にどうぶつ王国前にでもするのか?
ポートアイランドII期地区にクリエイティブラボ神戸(CLIK)が着工 最寄駅の駅名はどうなる?
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ちょっとした疑問なのですが、慢性的に不足と言いながらも、ポートアイランドII期のこういった施設って神戸市や市の外郭団体が主体となり、民間が主体となるイメージがないのですが、そういうものなのでしょうか。それとも僕が知らないだけで、民間主体も多いのでしょうか。