神戸アリーナ

ジーライオンアリーナ神戸周辺・臨港道路の再整備状況 かつての倉庫街は美しいウォーターフロントへ変貌


竣工したジーライオンアリーナ神戸。開業までのカウントダウンが始まりました。突堤内の整備は完了しましたが、その周辺の整備が現在、急ピッチで行われています。



第1突堤から第2突堤までの岸壁沿いに沿って整備が行われています。防潮壁の内と外で異なる仕様に仕上げられています。内側はインターロッキング舗装と植栽帯を設けて憩いのプロムナード化を目指しています。



コンクリートの防潮壁はステージフェリシモ前と同様に覆い隠す事で木製ベンチとカウンターに転換中です。岸壁に沿って長いベンチが誕生する事になります。



再開発の完了している新港突堤西地区から第2突堤までひと続きの整備エリアとして、デザインが共通化されています。



臨港道路の改良工事も最終段階に入りました。



住友倉庫跡地の緑地化工事も進行中ですが、敷地北側は工事関係者の駐車場や現場事務所が設置されており、どのように仕上げられるのか定かではありません。



南側については芝を植える作業が進められています。



ガビオンが整備され、植樹も行われています。思っていた以上に本格的な緑地整備となっています。アスファルトで覆う程度かと思っていました。



何らかのシートで地面を覆っています。ここまで本格的な整備が行われると、再開発のタイミングはまだかなり先となるものと予想されます。建築費や人件費の高騰によるプロジェクトの延期や中止が全国で相次ぐ中、一旦は緑地として寝かせ、エリアの集客力が定着し、デベロッパーが大規模投資に見合う・希望すると判断できる立地である事をしっかりと証明し、満を辞して事業者を募るのが良いでしょう。



美しく仕上がった臨港道路。あの殺風景だった倉庫街が嘘のように美しい街に変わりました。



アリーナのオープンを祝うバナーが街灯に取り付けられました。



デザイン街灯の設置も完了し、春以降は街路樹に葉が繁り、緑の美しい通りになるでしょう。



アリーナへのメインアプローチも完成に近づいています。両側の歩道にも街路樹が植えられました。



アリーナ向かいのベイシティタワーズ神戸EASTの1階テナント区画でも内装工事が進んでいる模様でした。既にテナントが決まっているのでしょうか。アリーナの開業によりエリアのコンビニ需要は確実に高まると思います。



ベイシティタワーズ神戸EASTの東側の歩道の植栽帯も完成。緑の溢れる街に変貌を遂げています。



新港エリアの真の街開きはこの4月のような気がします。アリーナで開かれるイベントは無論の事、アリーナ内の飲食店、TOTTEI PARK内の集客拠点・緑の丘、第1突堤のプラン・ドゥ・シーのカフェ、ラスイートルパンビル、そしてKPMと魅力的な施設が今後も集う新港町・ニューポートシティ。ハーバーランド、メリケンパークに匹敵する人気スポットになるのは間違いないでしょう。

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POSTED COMMENT

  1. ニューポート より:

    この辺り散策して参りました。住友倉庫もなくなりアリーナも蒼然と突堤に鎮座してました。凄いですね、ただ周りはまだ途中段階ではありますが、三菱倉庫やヤマト運輸の営業所?などがムードをぶち壊している感が否めない感じでした。あれはどうにかならないのですかね??
    なんか神戸の中途半端感がここにも出ちゃってる感じがしましたよ。

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