新港第2突堤のジーライオンアリーナ神戸の建設工事はいよいよ本体棟建物外装の完成形が見えてきました。
南北面屋根頂部の庇のような装飾部分の鉄骨建方が進み、形状的にはひと通りの完成を迎えたようです。
仕上げの屋根パネルの設置も南北面双方で終わった模様です。
南面の屋根頂部の鉄骨アーチも組み立てが終わりました。
足場の内部では外壁の仕上げやガラスの取り付けも進行中です。
完成形のアリーナらしさが漂っています。アリーナの立地を心配する意見もありますが、アリーナのイベントに参加する来場者は確固たる目的があって来るので、場所の利便性に関わらず、イベント興行がある限り必ず来場しますので、その点は心配に及びません。
遂に北側の別棟の鉄骨工事も開始された模様です。
アリーナのエントランス部にあたり、飲食店等も設けられる賑わい施設の一つとして機能します。
TOTTEIが、1年を通じて多くの人々をエリアに呼び込む一大拠点としての機能を果たすようになると、これまで以上に西側のメリケンパーク・ハーバーランドとの回遊が生まれる事になるでしょう。
アメリカでは大リーグの野球スタジアムをボールパークと呼びますが、野球観戦に留まらず、球場周辺が一体となって賑わいを生み出しています。北海道・北広島市のエスコンフィールドHOKKAIDOは、日本国内ではボールパークの先駆者的存在で、ジーライオンアリーナ神戸もこの球場をベンチマークにしているようです。
アリーナの建設と共にウォーターフロントの賑わいやリゾート感の雰囲気と華やかな景観を生み出す為、水域の整備も進行しています。
遂に第1突堤側から進められていた波徐堤ブロック据付が最先端部まで到達した模様です。
ほぼ突堤間の水域を囲った状態になりました。更にこれから第2突堤側からも波徐堤ブロック据付を行い、水域内は波の影響を受けない状態となります。
早くこの防波堤の上からの眺望を楽しんでみたいものです。
水域の基部は砕石で埋め立てられましたが、これで完成なのでしょうか。
岸壁から降りるにはかなりの高さがあります。階段やハシゴを使っても、水中の足場は悪そうですし、水質的に積極的にこの中に入ろうという気はあまり起きません。水域内のこれからの整備がどうなるのか。進捗を見守りたいと思います。
ジーライオンアリーナ神戸の建設・突堤間水域開発 アリーナ外装仕上げに掛かる
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