三宮再整備

三宮クロススクエア構想 中央幹線一部改良工事 二期工事は3月末までに完了予定


三宮クロススクエア構想の準備段階的な工事として昨春から進められている中央幹線の道路改良工事。昨春に西行きの車道1車線を充てがって、ポートアイランド方面へ接続する神姫バスのバースを神戸阪急前に増設しましたが、その西側の三宮交差点周りはアール型のガードレールを暫定的に置いておくだけでした。



しかしこの部分の歩道整備を開始しました。これで中央幹線とフラワーロードの一部の歩道化が進んだ事になります。



東行きについては三宮東交差点付近で改良工事が進められており、最も北側の車線の一部に歩道が迫り出す形で拡幅しました。



既にポールが立てられており、この車線は既にバスの停車バース化していました。



交差点周りの歩道拡大と信号の間隔変更による交通整理で北側に集中するバスターミナルに出入りする各社のバスによる通行の円滑化を図ります。



中央分離帯もデザインパターンを採用したインターロッキング舗装ブロックが敷設されました。



歩道の拡大によってまるで広場のように開放的な空間となった三宮東交差点の西側の歩道です。



まだインターロッキングブロックの敷設が進行中でした。



ブロックが敷き詰められている部分はかつてバス停で、神姫バスが停車していた車道でした。



バス停の屋根が島のように歩道の真ん中に取り残されています。



車道側に移設されないのでしょうか。



整備区間は中央区役所前の市道までです。



この東側の歩道の拡大は来年からいよいよ開始される雲井通5丁目再開発への布石とも考えられます。駅から再開発ビルへと連絡する歩行者デッキを建設するには歩道に支柱を設置する必要がある為です。

延床面積が10万平方メートルに達するビルの建設は都心エリアではハーバーランドや新神戸の複合商業施設以来となり、三宮に限定するならば実にサンセンタープラザ3館以来となります。

関連記事
三宮再整備

三宮再整備・三宮北交差点改良工事その2が本格的にスタート 交差点改良を元に駅前の高度利用を促進したい

2025年3月28日
こべるん ~変化していく神戸~
一期工事となった三宮北交差点改良工事その1の完了から早くも間もなく2年が経過しました。交差点内の歩道は拡張され、南側の舗装も刷新され …
三宮再整備

シティ・ループが無くなる?運行を担当する外郭団体「神戸交通振興」が来春解散へ 事業を引き継ぐ民間事業者を公募

2021年11月22日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸の観光路線バス「シティ・ループ」。走る異人館と称された可愛らしいデザインが目を引くバスはすっかり神戸の街に馴染んできました。都心 …
三宮再整備

さんちか1番街・2番街が完全売り尽くし閉店セールを開始 3月31日まで 閉館後にはリニューアル工事がいよいよ開始される予定

2022年2月15日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸最大の地下街である「さんちか」は開業から間もなく60年を迎えますが、50周年の際には耐震化工事と天井の美装化を実施するリニューアルが …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。