いよいよ今月末に工事の完了を予定している東遊園地再整備工事。完成に向かって急ピッチで仕上げ作業が進められています。
整然と整理されたメタセコイアの並木は既存の木々を活用していますが、歩きやすいよう周辺を新しい舗装ブロックで覆い尽くしました。木々はほぼ全て夜間にライトアップされるようです。
にぎわい拠点施設「URBAN PICNIC」の南側には、左右に傾いたポールが複数設置されていましたが、その中央には弧を描いたベンチが据え付けられました。未だにこの設備の目的が分かりません。
改良工事によって公園の出入口が開放的になり、公園を介して街への回遊性を高めるという意気込みが強く感じられる造りになっています。
にぎわい拠点施設も公園の供用開始と共にオープンする予定でしょうか。
中央にサインが取り付けられました。「WEEKEND PARK KITCHEN」とあります。しかし正式名称は「park kitchen WEEKEND」のようです。
イタリアンカフェとして、3月にオープン予定です。なでしこ芸術文化センターのようにテイクアウト専門店にならないか心配していましたが、しっかりと店内での食事を楽しめるレストラン・カフェになるようで、安心しました。
出店オペレーターは、栄町通に本社を置く「ROMAN CREATE」。神戸、大阪、京都にレストランやバル、カフェを展開している企業です。今回の東遊園地への出店を機会に、ポトマックやワールド・ワンに続く神戸を代表する飲食チェーンへと成長して欲しいですね。
パークビューと食事やドリンクを楽しめる空間の誕生が非常に楽しみです。
新設トイレの前にはオーバル型の芝生広場に外縁にプロムナードが敷かれています。
春には花々の美しくなるであろう花壇の整備が終わっています。
石を積み上げてワイヤーで括った壁に木製のベンチが取り付けられました。SDG’Sにも配慮した洒落たベンチです。
見晴らし広場の外周部の仕上げも進められています。水景が造られる計画だったと思いますが、変更されたのでしょうか。それとも段階的に整備を行うのでしょうか。
まだ砂利の部分が多いですが、インターロッキング舗装ブロックの山が運び込まれていますので、舗装の仕上げがこれから求人ピッチで進行していくでしょう。
見晴らし広場も造成や植樹等も終わり、築山の表面に芝を張る作業が進んでいる模様です。
東遊園地の北側は仮囲いが撤去されました。外周部の外構仕上げが行われています。
園地北西側のエントランス周りも最終の仕上げ工事が進行しています。
フラワーロードと東遊園地の境界線も大きく変わっています。
この場所に南北に渡って噴水からの水を流していた水路は塞がれて路面となった事で非常に幅の広い歩道になりました。
フェンスの仮囲いが撤去されると公園との境が消滅し、フラワーロードが東遊園地に組み込まれる形になる事で、街と園地が融合し、人の自由な往来が実現します。視界も園地の先まで抜ける事になるので、心理的なハードルも下がり、開放感が高められるでしょう。工事はいよいよラストスパートです。