三宮センター街・エイツビルのジュンク堂書店三宮店一部跡に後継テナントとして11月1日(木)、キディランド三宮店とスヌーピータウンショップ三宮店が同時開業しました。
賑わい感はあるのですが、何だか凄くゴテゴテ感がある店舗外観です。隣のカバン屋さんと相まって、アジアの都市の路面店を連想させました。日本もアジアではありますが。
ビルの側面には大きなスヌーピーか登場しました。運営元のキディランドでは三宮店を旗艦店の原宿店のミニ版と位置付けているようです。
3階デッキ入口からも直接、キディランドへアクセスが可能です。
デッキに久しぶりに上がってみたのですが、妙な空間が出来ていました。
木製のトンネルやベンチがデッキに並びます。
これは三Fストリート(サン エフ ストリート)と名付けられた芸術作品で、神戸芸術工科大の学生がデザインしたものです。
昨年3月に設置され、10月までの期間限定のイベントの予定だったようです。まだ利用されているので、好評につき常設化としたという事でしょうか。
昼時だったせいか、ここで昼食を摂る人や本を読む人等、かなり多くの人々に利用されていました。
センター街を通行する人々を眼下に見ながら、ひとときの癒しを得られる空間が存在しています。通行する人々にはあまり知られていないでしょうね。これまでセンター街上空に掛けられているデッキは正直、あまり利用価値の無い空間でした。
何も無く通行する人も殆どいないデッキ空間を低予算で憩いの場にした工夫は◎です。しかし根本的にデッキと建物の設計がマッチしていないので、さんセンタープラザの再開発と合わせて将来のセンター街の在り方を考える際、デッキについても存廃を検討しなければならないでしょう。
キディランド三宮店・スヌーピータウンショップ三宮店がオープン
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センター街を歩く人からすれば、2階のデッキはどうやって上がるのかもよく分からないですし、特に何もなさそうなので上がらないというのが実情でしょうか。
どうせなら
・センター街側にデッキに上がるエスカレーターを設置する
・2階に店舗を増やす
などして、センター街自体を複層モール化(umieのように)するのがいいのかなと思います。
どちらにしても周辺ビルの2階が、センター街側にもっとオープンな構造になっていかないと難しいですが。。。
センター街のモール化は将来的な再開発を踏まえると必須なのではないかと思います。それにはやはり一体的な建て替えが必要ですね。
これは、こんなものがあるということを初めて知りました。
こべるんさんに感謝です。
とくにセンター街、三宮周辺を歩く時、いつも感じるのがちょっとした腰を休める場所があればなあということです。
それがこんな場所にあると言うことが分かっただけで収穫でした。
三宮クロススクエアにしてもこの歩行者目線の街づくりが基本なんですから、クロススクエア構想に限らず歩道拡張のおりは市政の発動ではなく、店舗にベンチやテーブルの設置の費用負担補助みたいなことをやれば商店側からサービスの一環として行う意識も広がると思います。チェーン店に負けるのは当たり前と思います。
神戸市は何でも規制したり、行政発動でやるのではなく(やって失敗したら税金無駄遣いと言われるのです)、大事なことは自主性をどう市民側に訴えるかだと思います。
施設は暫定的なものだと思いますが、古くからの神戸の商店主に欠けていることは行政に頼りすぎて商売に対する熱意はあっても、創意や工夫に欠けることだと思います。
巨大開発にこういった細かいサービスが加われば、市民の意識も向上して神戸の都市力、集客力アップにつながるんじゃないでしょうか。
センター街も屋台プロジェクトと称して一応、ベンチを置いている事があります。ただ人通りの多さに対してベンチを置くスペースの余裕があまり無いのも課題ですね。将来的には再開発で幅員を拡大すべきかと思います。