建築家・安藤忠雄氏の安藤忠雄建築研究所が設計•建設し、神戸市に寄贈を予定する「こどものための図書館」は東遊園地の南側・花時計前に計画されています。
建設計画予定地には現在、弧を描くような形でベンチと日除の屋根があります。これらは花時計(旧噴水)に合わせて、丸味を帯びるように階段が設置されているので、これに沿った形になっています。新・図書館も同様の形状になる模様です。
建設予定地の北側でボーリング調査が開始されました。東遊園地の地盤状況はどうでしょうか。
この階段の曲線を利用して建物が立つ形です。
同じ画角の完成予想パースと比較してみましょう。
建物の幅はこの既存の屋根よりも更に大きくになるようです。地上3階建の建物はこの敷地に対しては大きな存在になるものと思われます。
新・図書館の西側に立つクラシックな佇まいを漂わせる管理棟。一部が改修されて図書館と空中デッキで連絡し、2階部分は図書館の一部として、閲覧室やフリースペースに充てられる予定です。
この南側のエリアはとても雰囲気が良いのですが、あまり人気がなく、勿体ない存在でした。敷地北側の可愛らしいレストランも然りです。図書館が開設されると、賑わいも高まるでしょう。
図書館内には飲食施設は出来るでしょうか。園内のレストランでカフェ営業やテイクアウトができると、より賑わいも増すでしょう。
東遊園地のその他の再整備事業はいつ頃から開始されるでしょうか。市庁舎の建て替えと共に進められるので、フラワーロードの西側は南北数百メートルに渡って工事が連なる事になります。JR駅ビルや駅前広場、三宮クロススクエアの開発も重なると、大改造という言葉に相応しい光景が広がるでしょう。そうした時期の到来が待ち遠しい限りです。
こどものための図書館 ボーリング調査が始まる 年度内着工予定
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