地上の立体駐車場解体撤去が終わり、本格的に既存地中障害物の解体撤去が開始された(仮称)神戸市中央区三宮町プロジェクト。ダイワロイヤルが事業主となり、地上16階 延床面積11,352平方メートルの店舗とホテルから成る複合ビルを計画しています。
グループ企業の大和ハウス工業が施工者として解体工事を進めています。地中には旧ダイエーリビング館の基礎が残っており、この撤去の為に大型重機が入りました。
投入されたのはクローラークレーンや全旋回掘削機等。オールケーシング工法で地中障害物の解体を進める模様です。
これまで明らかではなかった三宮中央通りに面した北面のファザードです。1-2階はガラスの入った大きな開口部やシェードの付いた庇が設けられており、通りの賑わい創出に貢献します。進出テナントの業種ですが、レストランとコンビニを想定しているようです。
また1階西側には南北を連絡する歩行者動線が設けられるようです。
これまで公開されていたパースは南面だったという事になります。こちら側には地下駐車場の出入口が造られます。駐車場へのアプローチはピンコロ石で敷き詰められます。
まだ解体工事ですが、本格的な工事がこの場所で進み始めた事は非常に感慨深いものがあります。このブログ開始当初からこの土地の開発を望む旨、都度、述べてきました。都心部の規模の大きな駐車場は全て好立地に存在しています。これらの駐車場は少しずつはありますが、確実に開発が進められています。一等地の開発は需要も底固いので、リーマンショックの際にも揺るぎませんでした。地に足が付いた案件は強いものです。この計画も現在の急激な景気後退には左右されずに進むのではないかと期待しています。
(仮称)神戸市中央区三宮町プロジェクト 地中障害物撤去解体中 低層部店舗には飲食店・コンビニ出店を想定
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こべるんさんこんにちは。
コロナ禍は世界経済に多大な被害を与えていますが、ホテル業界でもWBFホテル&リゾーツやファーストキャビンなどインバウンドを背景に躍進していた会社が破綻しています。今の段階で先行きを予見するのは正しくないかもしれませんが、WBFなどは支援者・事業買収希望者が多数現れており、まだまだインバウンド関連事業は強気のようです。世界中の人々が抑圧されている分大きな反動を期待しているのかもしれませんね。
個人的には、WBFは旅行をトータルでプロヂュースしているところなど面白い会社だなとは思ってましたし、ファーストキャビンも進化系のカプセルホテル運営者として面白いアイデアだなと思っていました。今回は予測不能な出来事で経営者たちが気の毒ですが、従業員を700名以上抱えるWBFH&Rの資本金が600万円というのにはびっくりしました。
その点、大和や三菱などが行う事業には安心感がありますね。ただ、この場所でも相変わらずコンビニとはねぇ。リーシングにもっと力を入れて欲しいと思うのは私だけでしょうか?