神戸三宮阪急ビル

阪急神戸三宮駅西改札周辺リニューアル工事を正式始動



神戸阪急ビル東館の建て替え、西館のリニューアル工事を進めつつ、神戸三宮駅のコンコースも改修工事を進めている阪急電鉄。市営地下鉄の乗り入れ構想を事実上断念した事によって現在の神戸三宮駅の使用を長期継続する事になったので、リニューアルのレベルも引き上げられているものと思われます。



西改札リニューアル工事を正式に開始した事を掲示しています。完成予定は来年4月末としています。一連のプロジェクトの完成は来春とされていましたが、具体的には4月末という事になりそうです。よってGWがグランドオープンと重なります。



コンコースでの工事の内容は耐震改修と美装化です。これまでは両側の店舗が仮囲いで覆われている状態でしたが、駅舎の構造部も覆われ始めました。ただ階段上のアーチ梁や天井、味のあるレトロな吊り下げ照明は手つかずの状態です。これらのリニューアルはどこまでを対象にするのでしょうか。東改札周りは完全な刷新を実施しています。

hankyu141.jpg

リニューアル工事開始以前の様子です。レトロ感満載ですが、薄く暗く美しい空間という訳ではありませんでした。



西改札周りはこの駅舎最大の特徴と言える空間ですので、どこまで手を付けたリニューアル工事になるのか。レトロ感を残しながら、新生・神戸三宮駅として賑わいを生むコンコースに生まれ変わって欲しいと思います。



梁のコンクリートが剥き出しになっています。耐震補強が行われている模様です。グループの阪神神戸三宮駅は徹底的に美しく生まれ変わりました。同レベルのリニューアルを期待しています。



神戸阪急ビル西館の改修も色々と進んでいます。養生シートが外されていた一部も柱が再び覆われて工事が開始されました。



西館内部の天井ダクトが見えています。断熱フィルムで覆われています。内装工事が進んでいる模様です。新エキナカ商業施設としての変貌に期待大です。

関連記事
神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 東口改札外コンコースリニューアル 柱の改修がほぼ完了 ビル内知的交流拠点運営の優先交渉権者者も決定!

2020年2月14日
こべるん ~変化していく神戸~
外部では新しい阪急ビル東館が11階までの躯体が立ち上がり、初代ビルをモチーフにした外壁の取り付けが進んでいますが、同ビルと直結する神戸三 …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です