神戸阪急ビル東館の建設工事は夜間も含めて突貫で作業が進めらているようで進捗が早く刻々と変化していきます。
先日、26階到達の模様をお伝えしていましたが、なんと既に28階?にまで鉄骨工事が進んでいました!
ただ28階の後に?を付けた理由は確信が持てないからです。目視で数えると28階なのですが、最上階の階高がこれまでの階と比べると明らかに大きく、remmプラスの入るホテルフロアの最上階のみ天井が高いとも思えません。
既に展望ロビーやレストランの入る最上階の29階に到達しているのでしょうか。今後の鉄骨建方で判明するものと思われます。
初代神戸阪急ビル東館をモチーフとした基壇部北側のシリンダー部の頂部に取り付けられる尖塔が完成しつつあります。内部には照明が入っている筈なので夜間には美しい明かりが灯るものと思われます。
基壇部の厚い養生ネットが半分程取り払われています。近日中にクラシックな基壇部が姿を現す事を期待しています。モダンなカーテンウォールとの対比が見られるのが非常に楽しみです。
ホテルフロアも西側のみはアルミカーテンウォールが最上層まで取り付けられます。骨組に肉付けされるようにビルにボリュームが足されていきます。
最上部には再び2層分の鉄骨を組み立てる為、仮設ネットのフレームが取り付けられました。
タワーの称号が相応しいスリムさと高さになってきました。
離れてみるとまだ鉄骨の梁や柱が十分に組まれていないので階高が大きく見える錯覚なのではとも思えます。目視ではどう見ても28階です。
フラワーロードの中央に聳える三宮の新ランドマークタワーが誕生しつつあります。
フラワーロードの街路樹、背後の山々の緑と新ランドマークタワーの対比が神戸の新鮮な風格ある玄関口の景観を作り出しています。
スリムな新ランドマークタワーと圧倒的な存在感のシティタワーとの対比も面白いですね。ここにJRタワーやバスターミナルのツインタワーが加わる時、三宮は大きく変貌を遂げる事になります。
最後はお決まりの京町筋からのワンショットで締めます。絵になる風景です。
神戸阪急ビル増築工事 鉄骨工事は28階?に到達!シリンダー部尖塔も完成?
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私のオフィスの窓からも、既存ビル越しに、阪急ビルが見えるようになりました。半年前まではJRの解体用のタワークレーンが見えていたのですが、それは見えなくなりました。
阪急ビルはコロナに翻弄されている下界のことなど我関せずと、悠々と空に向かって伸び続けています。頼もしい限りです。
一方本来ならそれを凌駕して君臨するはずのJR三ノ宮ビルには暗雲が垂れ込めています。
新幹線、ホテル、商業施設を中核事業とするJRはコロナに最も影響を受けている企業といってもいいと思います。
JR西の中期3大事業が、発表済みの広島、大阪駅西の2大事業で終わるとは思いませんが、三ノ宮はアフターコロナの経済、生活様式、インバウンドを見据えた慎重な物にならざるを得ないでしょう。
果たしてこの先10年を見るのか、はたまた100年の計を立てるのか、注目されます。