神戸三宮阪急ビル

神戸阪急ビル増築工事 22階までの鉄骨工事が完了 残るは7フロア&塔屋



大林組も「5月6日までの施工中断などを発注者と協議する対象地域を国内全域に拡大する」と発表していたので、工事が中断すると思われていた神戸阪急ビル増築工事ですが、阪急電鉄との折り合いがついていないのか、東館建設及び西館改修工事は少なくともまだ前回の取材以降、継続されていたようで新たな進捗状況を報告します。



鉄骨建方は地上22階までを完了させています。「remm+(レムプラス)」の入るホテル部分は17~22階の6フロアまでの施工が終わり、鉄骨工事は残り7フロアになりました。これに加えて最上部に大きな塔屋が構築されます。



オフィスフロアのアルミカーテンウォール取付は13階までが完了し、残り2フロアのみを残して終了します。ホテルフロアに移行すると今後はPCカーテンウォールが取付られます。



南面のPCカーテンウォール取付は15階部分を施行中でした。このフロアが終わると、いよいよ斜めに切り込みの入ったようなオフィス部分の塔屋にカーテンウォールが付きます。



最上部の様子です。昨秋の鉄骨建方開始から半年でここまで工事が進んできました。



改札外コンコースでも小さな動きがありました。



改札機前の梁は養生シートを被っていましたが、取り外されて完成しました。しかし改札機前の太い柱は未だ改修は未着手です。リニューアル済部分とのギャップが激しいので早くこれらの柱も美装化して欲しいですね。



夏までにはフラワーロード方面に連絡路は現在の仮設階段から本設階段に切り替えられるのではないかと予想しています。新築部分である本設階段と現在の供用部分が繋がると開放感が一気に広がる事でしょう。



1年後には再びこの超高層ビルの真下に開放感ある新設広場が広がり、待ち合わせ場所として多くの人々が利用する賑わいスポットになる予定です。実際に広場の整備工事が始まるのは年明け位でしょうか。



神戸阪急ビル西館のリニューアルは内部の工事進捗の様子が全く分かりません。内部が完全にスケルトン化されていたのはゲートが開いた際に確認できていましたが、その後はどこまで工事が進んでいるのでしょうか。西館の東端にある三角ビル部分の1階庇が以前の赤から黒に塗装されています。



西館の外装は特に大きく手が入れられる訳ではないようです。



西口広場前のマクドナルドが入っていた部分もパネルが黒に塗装されました。



フラワーロードの神戸阪急前の横断歩道からも神戸交通センタービルの背後に神戸阪急ビルが見える高さになりました。



北野坂から眺めた神戸阪急ビル東館です。雑居ビルの背後に聳える超高層ビルの対比は個人的に非常に「萌え」景観です。

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POSTED COMMENT

  1. らんららら、らららん より:

    当方須磨在住ですが、建設中の当ビルのクレーンが見えて頼もしく感じます( ̄∀ ̄)
    神戸の新しい顔ですね。

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