こべるん ~変化していく神戸~
神戸空港

神戸空港の発着枠は今春上限に スカイマーク羽田最終便到着繰り下げも


今週、FDAフジドリームエアラインズが今春より青森便の就航を発表したばかりですが、続いてスカイマークも新千歳/札幌便、那覇便を今春より増便するようです。これにより神戸空港は昨年に緩和された20往復便の増便枠も使い切る事になりました。また空港運用時間の1時間延長により、スカイマークの羽田発神戸便の最終便を1時間繰り下げ、羽田9:15発、神戸10:30着となります。これは新幹線で新神戸に到着する最終便よりも遅くビジネス客の利便性が大きく向上する事が期待されます。


スカイは新路線の就航に増枠を充てるのではと思っていましたが、ドル箱路線の那覇と新千歳便を更に手厚くする戦略をとります。従って新路線は次の規制緩和による増枠を待たなければなりません。しかし次回の関西三空港懇談会も今春に開催の方向で調整されているようですので、同時期に上限に達する神戸空港の規制を次のレベルへ緩和する協議がなされる事は必然と言えます。国内線の枠についてはこの際、規制は完全撤廃するという英断が出される事もあるのでしょうか。そこまで行かずとも、また次の20往復便のような小出し小出しの緩和はもう不要と言えます。


FDAも緩和を期待して次の就航地を模索している事でしょう。新潟、函館、旭川、花巻、山形、富山、松山、福岡、北九州等が候補として挙がってくるのではないでしょうか。ここまで就航地が広がってくると神戸の利便性は大きく向上し、今以上に普段使いのできる空港へと変貌を遂げていく事になり、利用者数も自ずと増えます。就航都市との人材、企業交流も高まり、新しいビジネスチャンスも生むでしょう。地方都市間を結ぶ事は地方創生にも貢献します。


一定の利便性と利用者数を持つ空港に成長を遂げた後(と言っても数年内の話ですが)、国際化の検討を開始するという流れでも良いのかと思います。しかしターミナルビルの改修や増築は対応の検討開始は今すぐにでも必要でしょう。まもなく手狭感が出てくる事は必至ですし、ターンテーブルが2本しかない事も致命的です。CIQ施設の導入スペースも必要となります。

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POSTED COMMENT

  1. kingi より:

    もう関空も絶好調なんですから
    そもそも規制自体が無意味なんですよねえ

  2. S.Y. Kobe より:

    予想通り10往復便程度の増枠はあっという間に埋まりました。三空港懇談会も余程の暇人の集まりでもあるまいし毎年毎年時間をかけて小出しの規制緩和合意を繰り返していては全く愚の骨頂であると言えるでしょう。今春の三空港懇談会では神戸空港の現行規制をすっきりと全廃し関西全体の利益を優先する慧眼を持って頂きたいと思います。

    それにしても神戸空港の潜在能力は予想通りで、2020年現在でも規制が無ければ国内線発着数は最低でも60往復便、国際線を解禁すれば更にプラス30往復便は即座に埋まるでしょう。その時点で旅客数は800万人~1000万人の計算ですからこれが現時点の実需ではないでしょうか。神戸市は何としても今後5年前後でこの数字に対応できる旅客輸送手段を確立しなければなりません。国際空港としてのターミナルビル増築工事も早期着工に向け検討に入る時期です。

    そして長期的には「関西圏の羽田空港」を目指せる立地条件と潜在能力がありますので神戸経済の浮揚に大きく貢献することが期待できるでしょう。利用者の大きな支持を得ている神戸空港の未来は洋々としています。

  3. やざぱん より:

    神戸空港の増枠は賛成ですが首都圏への就航は規制するべきです

    関空のハブ化を阻止し成田、羽田のハブ化を援助するかのようなやり方は神戸が関西とは足並みを揃えず、東京一極集中を援助してると捉えかねません

    さらに新幹線のシェアを奪うとなればJR西日本への敵対と捉えます


    泉南に空港を押し付け、いざ好調となれば関空からリソースを奪おうとする神戸のやり方には不信感しかありませんが増枠を行うのであれば首都圏ではなく地方圏、アジアのLCCに限定するべきでしょう
    日本の未来は東京と神戸 などと打ち上げた前例のある神戸は関西の団結を阻害しているとしか見れません
    関西圏と足並みを揃えてくれる日は来るのでしょうか

  4. S.Y. Kobe より:

    (追伸) 神戸空港の最大活用は関西圏全体の利益とまさに一致するものです。三空港の現在の運営は多くの識者が現行規制による資産の最大活用の不十分さ、利用客目線の不十分さを懸念しています。これこそが首都圏を利することになっているのです。

    また、現在複数空港を持つ世界の大都市圏では当たり前に利用客目線で運営されており、関西圏は異常な状態であることを認識し改善しなくてはなりません。ニューヨーク大都市圏にある主力3空港、ロンドンにある5空港などすべての空港に国際線が就航しており、これが世界標準です。どれかを1強のハブ空港に仕立て上げなければ圏域から就航路線が逃げていくとかはこじつけかオカルトのような話でしかありません。

    まず旅客の奪い合いでもするかのような旧態依然の考え方を改めなければ永久に関西圏は浮上しないでしょう。三空港は関西圏が首都圏に対抗できる唯一最大のインフラなのです。

  5. ぱにーに より:

    やざぱんさん

    神戸空港開港の経緯が未だに蒸し返されているのは承知ですが、「日本の未来は東京と神戸などと打ち上げた前例」は存じておりません。
    その発言のソースを教えていただけないでしょうか。

  6. ポンタ より:

    ・2019年(1-12月)の最新の発表では、神戸空港の旅客336万人、関西空港の旅客3191万人・発着20.6万回とのこと。合計でここまで伸びたのなら、神戸に関しては国際化・拡大してもいいんじゃないかと。関空の発着回数が福岡を抜いた以上第2滑走路を造成して正解ですし、リスクヘッジとして神戸にCIQ等を置くのも悪くはありませんし、空域の再編次第では神戸の発着は増やせるはず(県知事の言う1日120回かもう少し…160回位ならいけるか?)。

    ・ただ、神戸の発着枠1日120回以上・関空の発着枠1年30万回となりますと、どこかから空域をもらう必要があります。恐らく大阪府内陸上を確保する必要があります。ご存知でない方もいらっしゃるかもしれませんが、大阪湾より広い近畿地方陸上の空域がほぼ伊丹の独占です(米国中部以東行きの貨物機や西海岸行きの旅客機も紀伊半島沿いに飛んでいます)。ここをどうにかしないと話になりません。

    ・また一部のコメントにありますが、3空港とも国際化は流石に賛成できません。近畿圏の航空需要が東京やロンドン・NYのそれらの4割にも満たない中で3箇所ともとなるとスケールメリットを活かせません。それ以前に伊丹を国際化するとなると、21時以降は飛べない上、南北片方のウイングから国内線をなくすことになり、大幅な減便が見込まれます(関空ができたことで伊丹の国内線が増えたのは有名なはず)。

    ・長くなりましたが、関空と神戸の拡充ならいいんじゃないかと。ただ3箇所とも国際化となるのは反対です。

    参考
    http://www.kansai-airports.co.jp
    関西エアポート
    ニュースリリース(令和2年1月24日)
    http://www.mlit.go.jp/toukeijouhou/toukei05/geturei/07/geturei05_075.pdf
    最近10年間の公共交通機関の旅客輸送の動向 – 国土交通省(6頁)

  7. だるま より:

    首都圏の企業誘致にこの国は東京と神戸で握るとかいう広告を出したことはあるけど大阪だって副首都だの東京と大阪で二極って言ってるし京都も双京構想なんて言ってるのでそれで関西の団結を阻害してるとか何を言ってるのやら。

    そもそも規制緩和後でも神戸空港も関空も両方好調という結果が出てるのに未だに関空のリソースを奪おうとしてるなんて発想になるのが残念ですね。新しい需要を生み出そうという前向きな発想に転換されたらいいのにと思います。

  8. 某京都府民 より:

    大阪の副首都構想は、首都直下地震や富士山噴火があっても国家機能を維持するという「安全保障」の意味があります。京都の双京構想は、皇室の文化を護るという意味があります。いずれも日本の国体に関することであって、純粋な都市開発に関することとは違うと思います。また、これらの構想は、決して東京に依存するということではなく、むしろ「東京が風邪をひいたときは俺たちに任せなさい」という意気込みがあります。

    つい最近、神戸市長が、東京・有楽町の「ふるさと回帰支援センター」に神戸市への移住相談窓口を開設したとのこと。地方移住を希望する東京在住の人にアピールすることで人口減を食い止めたい、と。大阪の松井市長なら、恥ずかしくて口にも出せないでしょうね。

    もちろん東京は敵ではないですし、むしろ協力すべきところはすべきですが、少なくとも現在の神戸市が近畿圏の権威向上に貢献できていない部分があるのは真実だと思います。

    さて、神戸空港を利用して神戸の街を発展させるのは大賛成ですが、単に空港を大きくすれば良いというものではないと思います。新幹線でいえば米原駅のようなもので、乗り換えは便利でも街自体は素通りされるという可能性も十分に考えられます。神戸市には神戸空港の潜在能力を十二分に生かした都市開発を期待したいと思います。都市開発に汗を流さず、安直に空港に人を集めるだけというのでは、関空から客を奪いたいだけではないかという非難の声も一理あることになるのではないでしょうか。

  9. 区民0.1 より:

    神戸空港が関空から既存の客を奪うのは国際化の後は既成です。今まで関空を使って海外に行く人達が関空を介さず神戸から直接いけるようになるので。
    でもそれって他の地方都市でも同じ競争原理で、関西空港もやってきたわけです。
    同じ都市圏内といえど世界でも上位に位置する都市圏人口を持つ中で3つの空港があり、国際化されてるのが1空港のみ。これがおかしいのは当然だと思いますよ。
    ちょっと調べましたがロンドンのヒースロー、ガトウィック、他に中心地から60キロ範囲内で4つも空港がありそれぞれ全ての空港に国際線の設定があるのです。例えていうなら和歌山市内に一つ、姫路市内に一つ、京都に一つ、奈良に一ついう感じでしょうか。
    ですが素人で申し訳ないのですが
    ロンドンで国際便設定の是非に関する規制なんてそもそもあるんでしょうかね?
    無いんじゃないですかね?

    物凄く甘い条件で関空を支え維持して、ビザ緩和もやってやっとこさ関空の上限に近づきつつあるのにそれでも神戸規制を続けて下さいって、足を引っ張りすぎじゃないですかね。それとも独占でしょうか。
    大阪は和歌山とタッグを組んで泉南や和歌山方面の観光資源を真剣にアピールすべきだと思いますよ。
    難波に偏りすぎなんですよ。
    足を引っ張る方向を間違えてます。

    現状、
    わざわざ遠い関空を使わざるを得なくなっている、
    関空よりも神戸の方が近いけれど“神戸市に住んでいない方々“のニーズに応えられてないんだと思います。
    そこを確実に拾うことによって
    日本人の出国海外旅行者数は五輪後
    期待できるようになると思います。
    そしてゆくゆくは日本人もパスポートを持って
    海外に出かけていってもらいたい、航空会社の総意だと思いますね。

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