神戸空港

FDAの神戸-松本便、出雲便の発着時間や料金が判明 就航が具現化


FDAフジドリームスエアラインズがプレスリリースを発表し、10月下旬から神戸空港に就航させる松本便と出雲便を日本航空とのコードシェア便にする事を明らかにしました。これにより間接的にではありますが、JALの神戸再就航が実現する事になります。


松本便は神戸を朝9:55に出発し、10:55に松本着。松本からは12:20に出発し、13:25に神戸に到着します。出雲便は就航時は出雲大社の神在月にあたる為、1日2往復便の就航からスタートします。神戸を7:10、14:10発、出雲からは8:35、14:45発で運行します。12/20からは昼の1往復便に変更されます。


年間の利用者数が300万人を超えた神戸空港。特に繁忙期の長期休暇時はターミナルビルが手狭に感じられるようになってきました。空港は荷物等を多く持っている人々も多く、あらゆる方向に移動するので、一定のスペース確保が必要です。


まだ現状はFDAがどこにカウンターを構えるのか定かではありません。ANA横の旧JALのカウンターが有力候補ですが、スカイマークの隣も空いています。


FDAの機材は小型なので就航が開始されても大幅に利用者が増えるという事はないかと思いますが、時間帯によっては集中する事で混雑が懸念されます。


スカイマークも預け荷物のセキュリティチェック機を増やして対応。その分、パテーションでスペースを広げた為、横にあったキッズスペースは撤去されてしまいました。スペースに余裕がありません。


これまで無かったスカイマークの昼間の那覇便や長崎便が掲示されていました。余裕のある13〜14時台にFDAが加わります。


前回の関西3空港懇談会から規制緩和、増便、新規航空会社就航までは一気に進んできた感があります。次の懇談会の後はどんな変化が期待出来るでしょうか。

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  1. 関西人 より:

    >ANA横の旧JALのカウンターが有力候補ですが
    ANA横は開港以来ずっと団体用カウンターです。旧JALカウンターはSKYの隣です。JAL撤退後にSKYが拡張したので、ほぼスペースは残っておらず見る影もありませんが。

  2. S.Y. Kobe より:

    FDAの新規就航は3空港による既客の取り合いではなく神戸空港の規制緩和により関西圏に新たな需要をもたらしたものであり、規制緩和の弊害はなく圏域に有効であることも証明されました。FDA・JAL利用客の共同運航ということなので神戸空港の将来需要を見込み、JALが本格復帰するための布石であるかも知れません。国際化を含め更なる規制緩和を急ぐ必要があることは言うまでもありません。

    また世界の航空旅客数は2036年までに倍増するとされており、何度も申し上げておりますが関西圏の現在の旅客数(5000万人)もその頃は1億人時代を迎えます。首都圏では東京都が国際競争力向上のため羽田空港に5本目の滑走路の増設に向け、国土交通省と本格的な協議に着手する方針を固めたことが本日記事になっております。

    24時間運航可能な空港は今や世界的に国家及び都市地域の経済戦略の虎の子の武器であり、せっかくの24時間海上空港を長期に亘って利用制限している不合理な事例は世界の中でも関西以外ないでしょう。関西のリーダーには長期的経済低迷を脱するためにも将来を見通す慧眼を持って頂きたい。圏域で見込まれる将来の旅客需要はその大半を関空・神戸の二つの24時間空港で分担することが後背地人口・騒音環境など総合的に見て合理的であり、利用客目線に沿うものです。

    その為には神戸空港設置者である神戸市は積極的に整備シナリオを提案してゆく責任があります。今の神戸市長のように当事者意識に乏しく、また関西広域連携に対し情報発信力もなく、まさに「引きこもり」のような状態では神戸市浮上のチャンス逃してしまいます。
    今こそ神戸市にとって最も重要な課題に覚悟して向き合うべきです。

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