ウォーターフロント

神戸海洋博物館の照明設備更新完了 LEDによる鮮やかなライトアップに転換

設備の老朽化に伴い、開館以来初の神戸海洋博物館の照明設備更新工事が行われ、3月中旬より新照明設備での点灯が開始されました。点灯時間は日没から午後11時半までです。



LEDによる照明演出への変更は顕著で、その白さは鮮明となり、スティールネットの1本1本がその先端までくっきりと浮かび上がるようになりました。



こちらが以前のライトアップの様子です。蛍光色だったのと、水銀灯照明の特徴で色ムラや照度に部分的に差が出ていました。



新しいライトアップでは光が平均的に当たる事で全体が万遍なく浮かび上がるようになりました。



まだ蛍光色のままのホテルオークラ神戸塔屋のライトアップと比較すると、その違いがよく分かります。オークラも照明設備を更新して欲しいですね。



LED照明に変わった事のもう一つの特徴は色を変えられるようになった事です。定期的に照明の色が自動で変化しています。周りの木々のライトアップと連動し、桜の木々を夕焼けのように赤く染めていました。



情熱の赤に染まる海洋博物館。色の変化で周囲の雰囲気も大きく変わります。



メリケンパークはリニューアル以来、非常に素晴らしい夜間景観が形成されました。



神戸市は公共施設のライトアップ用の照明設備のLED化を順次進めており、夜間の建物の華やかさが大きく増しています。また消費電力も抑制され、環境に配慮しながら、照明演出が可能になりました。ポートタワーのリニューアル工事が完成すると、メリケンパークのランドマークのライトアップが再びパワーアップして復活する事になります。
関連記事
ウォーターフロント

みなと公園改修+神戸水上警察署跡地の緑地化

2014年10月9日
こべるん ~変化していく神戸~
波止場町・神戸水上警察署跡地は既存施設の解体工事が地上躯体と基礎躯体の2期に渡って進められてきました。今後は市の方針として、親水広場となる予定です。同跡地はみなと公園に接しており、 …
ウォーターフロント

神戸ウォーターフロント開発機構が神戸ポートタワーの運営事業者を公募 2024年春の営業再開を目指す

2022年10月15日
こべるん ~変化していく神戸~
現在、耐震改修工事の最中で閉館している神戸港のシンボル・神戸ポートタワー。改修工事は耐震化だけでなく、展望施設や低層部のリニューアル …
ウォーターフロント

中突堤中央ビル南館とりこわし及び敷地整備工事 更地化へのカウントダウン 南館跡地の活用や北館解体の目途は?

2023年9月24日
こべるん ~変化していく神戸~
リニューアル改修が進む神戸市ポートタワーの足元では中突堤中央ビルの取り壊し工事が同時進行で進められていますが、いよいよ既存建物地上部 …
ウォーターフロント

「神戸港将来構想(案)」に関する市民意見提出手続(パブリック・コメント手続)の実施

2017年5月26日
こべるん ~変化していく神戸~
神戸市が先日、神戸港開港150周年を祝う場にて、同港の将来構想を発表しました。すでに新聞報道等でご存知の方も多いと思いますが、この構想につい …

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です