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舞子東海浜緑地(アジュール舞子)西側利便施設事業の事業者はホロニック他に決定 KOBE WEST COAST PARK構想を推進



2025年2月に現事業者との契約期間満了を迎えるにあたり、神戸市が公募していた舞子東海浜緑地(アジュール舞子)西側利便施設事業の事業者についてその選定結果を発表し、ホロニックを代表企業、NECキャピタルソリューションとノバレーゼが構成企業である3社グループを優先交渉権者と決定しました。



同事業はマリンピア神戸の西側に位置するた舞子東海浜緑地(アジュール舞子)の西側に立地する利便施設用地の活用案を必須、任意として海岸及びその北側の公園(公園・海岸保全施設用地)についても提案を受け付けるもので、選定コンソーシアムを含む2グループから応募がありました。



ホロニックは現在の契約事業者で、西側利便施設用地にてホテルセトレ神戸・舞子を運営中です。引き続きホロニックが代表企業となるグループが事業を担う為、同ホテルは営業を継続するものと思われます。

選定グループの提案によると、コンセプトは「KOBE WEST COAST PARK構想」。既存のホテルを中核とし、公園全体のにぎわい創出するもので、屋上緑化テラス等の整備、パブリックサウナ、フィッシャーマンズカフェ、ドッグラン等を新たに設置。ソフト面の試みとしては、小学生を対象としたアフタースクールと子供食堂を軸とした学童ホテルを運営し、地域貢献を目指す取り組みも実施されます。



またBE KOBEのモニュメントがある緑地については、バーベキューテラス&マルシェの開催や、大手コーヒーチェーンの誘致等を提案。メリケンパークのように園内にスタバのカフェができるのかもしれません。海岸ではシークレット花火やグルメイベントの催しも検討されているようです。



西側利便施設用地の事業期間は2025年2月から30年間、任意提案用地については、都市公園法の許可期間によるとされています。マリンピア神戸からアジュール舞子までの海岸エリアは西神戸のシーサイドリゾートとして大きなポテンシャルがあります。11月にリニューアルオープンする三井アウトレットパークと一体的にエリアマネジメントが行われる事も重要であり、更には須磨や平磯も含めた神戸ウェストコーストを国内外にアピールし、近畿有数のシティリゾートを標榜していく必要があります。

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