芦屋

地域探訪:芦屋・JR芦屋駅改良工事 第II期リニューアルは3月22日(水)を予定 駅舎南側エスカレーターの設置工事も進む



駅舎改良工事が進められているJR芦屋駅のリニューアルは官民連携で行っているプロジェクトです。新快速電車の停車駅にも関わらず、改良工事が開始されるまではホームにエスカレーターでさえありませんでした。昨春に第一段階として、第I期リニューアルを果たし、新設された橋上駅のエキナカにユニクロや食品物販のYAMASHOがオープンした他、南側に新駅舎が完成しました。



現在は南駅舎の東側部分の構築が進められており、現在、駅舎の階上に上がる為のアクセスは階段とエレベーターのみですが、これらに加わる形でエスカレーターが整備される予定です。



既にこの駅舎の東部分の構築が開始されています。



駅舎の他部分と同様に鉄骨造の躯体です。



この部分の完成によって新駅舎が遂に完成体となります。



既に北側にはエスカレーターが整備済ですが、南側にも加わると、利便性が大幅に向上し、バリアフリー化が加速します。



駅舎の前や立体駐車場棟までの間に大きなスペースがあります。一部はロータリーとしての機能を与える模様ですが、それ以外の土地はどのように活用されるのでしょうか。



背後の橋上駅も足場と養生ネットに覆われています。駅舎南側の工期は7月までを予定しています。



さて駅舎内の改修はいよいよ第II期リニューアルの開業に突入します。JR西日本より公式プレスリリースが発表されました。



3月22日(水)にセブンイレブン、エキマルスイーツ、待合空間が誕生します。



改札機前のコーナー部に待合空間が整備されます。待ち合わせの空間として重宝される事になりそうです。

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エキマルスイーツは、期間限定で様々なスイーツ店が登場するポップアップストア形式の出店スペースで、JR三ノ宮駅や兵庫駅でも導入されています。



セブンイレブンはエキナカ店舗の中でも最大の売場面積を誇る事になりそうです。カフェ等の飲食店の出店を期待していましたが、やはりエキナカでの利便性にはコンビニが欠かせないという事でしょうか。



既に供用が開始されている改札内トイレは非常に上質な空間である事を前回の記事でお伝えしましたが、その裏側にあたる改札外コンコースは非常にデザイン性の優れた通路です。



まだ店舗出店エリアは仮囲いに覆われています。22日の開業が予定されているので、店舗の一部がもうお目見えしているのではないかと期待して現地を訪れましたが、まだ気が早かったようです。



JR芦屋駅のコンコースはデザイン性や質感の高さが際立ちます。JR三ノ宮新駅ビルの建設に合わせて、耐震補強工事が行われた際に基本的な美装化が実施された駅舎コンコースやホームのリニューアルも進めて貰いたいと思いますが、その際には是非、芦屋駅のコンコースをベンチマークとした改修を期待したいと思います。

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