芦屋

地域探訪: JR芦屋駅ビル・モンテメールは3月13日(金)再開業 テナント詳細を発表


昨年2月よりジェイアール西日本ビルトの施工で改修工事を進めてきたJR芦屋駅北口の駅ビル「モンテメール」。大丸芦屋店と一部のテナントを除き、その他全フロアを閉鎖して1年の工期を費やして1980年の開業以来初の大規模リニューアルを実施しています。開業日は昨年末に既に3月13日(金)と発表されていましたが、JR西日本は開業1ヶ月となった先週末にそのリニューアル内容についてプレスリリースを行いました。


モンテメールは地上7階 地下1階 33,438平方メートルの規模です。開発のコンセプトはこれまでの主要顧客だった50代ミセスも維持しながら、30-40代のた近隣居住者および駅利用者も取り込む若返り戦略を図ります。


利用者の滞在時間を長くする工夫として、空間デザインは、「駅コンコースに直結した立地と館の東西に広がる動線を「川沿いの遊歩道」に見たて、通路を曲線にするなど動きを持たせることで、お客様がゆっくり散歩しながら買い回りいただける空間づくりを目指した」との事です。



フロア内では共通建材として、石目調タイルや木目をベースとして採用。グレートーンのタイルやスチールをアクセントとして使用し、現代的で柔らかな雰囲気に仕上げられます。



フロアレイアウトも大胆に変更しています。これまで本館5階にあったレストラン街を西館3階・4階に移設。本館3階から6階を専門店、地下1階から2階を大丸芦屋店に再配置しています。テナントは47店を配し、その内約7割の34店が新規出店という大幅入れ替えを断行。既存テナントも全てリニューアルされます。スターバックスや成城石井、アフタヌーンティー、無印良品、インテリアのダブルデイ等の人気テナントに加えて、家電のエディオンも出店。

https://www.westjr.co.jp/press/article/items/200214_00_SC.pdf

テナントリスト

多目的ホールや屋上テラスも整備され、複合総合駅ビルとして大きく生まれ変わる予定です。



JR芦屋駅周辺はモンテメールの開業を皮切りに駅舎の改修、南口の再開発と大規模な再整備が控えています。尼崎、西宮、明石、姫路と神戸以外の兵庫県内の主要都市が中心市街地の再開発を進めて競争力を高める中、遅れを取っていた芦屋もこれらに追従する形で玄関口のリニューアルを開始します。

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です