新港突堤西地区再開発

三宮新港町計画A街区 GLION本社ビル鉄骨工事完了迫る!駐車場棟の鉄骨工事進む

三宮新港町計画のA街区にて日本建設の施工で進むGLION本社ビルの建設工事は鉄骨建方がいよいよ佳境に入り完了が見えてきました。



全幅の大きなビルです。このまま倍の高さのある超高層オフィスビルだったらと思わず思ってしまいました。フロアは超高層としても十分な大きさがあります。GLIONグループ以外にどんな企業が入居するのでしょうか。



北東面の角より足場の組み立てが始まっているのでビルの側面である事を表しています。このビルは二棟のタワーマンションに挟まれる形になる為、建物の向きや窓の方向が緻密に計算されています。その制約下で生まれた優れたデザインは設計を手掛けたIAO竹田設計の努力の賜物です。



北西面のデザインは正面となる南東面と線対象でしょうか。現在のところ、新港町地区では最も高さのある建物になっています。カーテンウォールの取付開始が楽しみです。



隣接する駐車場棟の鉄骨工事も順調に進んでいます。



シルバーの真新しい鉄骨の建方が行われています。



ビジネスや観光等、新港町地区を訪れる年間150万人の来街者の需要に応える為、502台の駐車スペースを確保します。今後の同地区の再開発の進捗次第では来街者数はもっと増える事になるでしょう。



着々と再開発地区内の建築工事が進んでいる中、周辺道路の整備工事が開始されていないのは気になるところです。電柱の地中化はいつ始められるのでしょうか。臨港道路の一部では一時的に地中化工事が行われていたようではあります。



駐車場棟の南側には色の異なる鉄骨の塔が構築されています。エレベーター塔と非常階段かと思われます。GLIONは年内、駐車場棟は今秋の完成予定とされていますが、双方とも流石にこの予定内の竣工は難しいのではないかと思われます。

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