三宮再整備

三宮再整備・葺合南37号線KOBEパークレット周辺の夜間の様子をレポート 柔らかな光で賑わいを演出


屋号変更から5年を経た神戸阪急。昨秋に完成リニューアルを終えて、売上の回復を図っている最中。新館と本館を隔てている葺合南37号線もリニューアル後には人通りが増え、賑わいを生む空間になりました。特にブルーボトルコーヒーの出店と店内にテイクアウトスタンドとその外にベンチが置かれた事、更には車道にパークレットが整備された事により、一帯にこれまでなかった憩い感が生まれています。



夜間のパークレット。週末の7時半頃でしたが、店内からの明かりとパークレットの照明によって付近は柔らかな光に包まれており、パークレットにはブルーボトルコーヒーで購入したドリンクを飲みながら、人々がそれぞれの時間をまったりと過ごしていました。



狙い通りの使われ方が行われている模様です。商品の搬出入口がメインと裏通りだった葺合南37号線ですが、雰囲気の異なる小粋なエリアへと変貌しました。



この通りは神戸阪急が建て替えられる折には恐らく廃道となり、店舗の一部になるものと予想されますので、今後何年かは分かりませんが、現在のみの活用の仕方かと思われます。



本館の通り沿いの外壁には間伐木材の取り付けや壁面緑化によって殺風景だった裏通りに潤いを与え、更には夜間にライトアップを施しています。



こうした取り組みによって通りの歩行者、車の通行は以前より格段に増えました。



神戸阪急の売上はようやくそごう時代の400億円台半ばに到達する想定です。リニューアル前のそごうがそこまでの売上高を確保できていた事も驚きですが、今後、阪急のブランド力と多彩なテナント構成でもっと上を目指せるのではないかと思います。そしてその延長線上に建て替えがあります。それまではこの通りが賑わいの最前線になるよう更なる工夫が必要です。



近隣で今春に完成したオフィスビル「LINEA三宮」。デザイナーズビルで、夜間のファサードの照明演出も独特です。カーテンウォール上のマリオンの一部が不規則に点灯しています。



ド派手ではありませんが、粋な照明演出で、周囲の建物とは一線を画しています。テナント誘致はどこまで進んでいるのでしょうか。

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