三宮センター街

三宮センター街・三和グランプリビル跡地に新たに鉄骨造の新築ビルを建設中 三宮南西街区再開発はまた一歩遠のいたのか?



解体工事が完了した三宮センター街の三和グランプリビル跡地。商店街に面して仮囲いと足場が残されたま魔ですが、内部では既存の基礎を残したまま、新たな基礎構築が開始されていました。



更に時間が経過し、内部を確認したところ鉄骨建方が開始された模様です。まずば敷地北側から鉄骨を組み立てていますが、確認した時点においては4階まで鉄骨が組み上がり、更に高さを増す気配がありました。



基礎の流用で暫定的な建物を建設するのと思いきや、これまでの建物よりも規模の大きなビルに建て替えを進めているようです。



老朽化した建物をより規模の大きな建物へと建て替えるのは通常、歓迎すべき事ではあるのですが、事この三宮南西街区については事情が異なります。

街区の一体化が望まれているにも関わらず、個別での建て替えが相次いでおり、地権者がまとまって再開発を進めようという気配がありません。駅前一等地で且つ県内路線価最高価格を誇る場所にも関わらず、本来の意味である高度利用が進みません。



隣接するスタイルプラザはGAPという核テナントを失って以来、テナントがは入っていません。



老朽化著しいサンプラザの1-2階にも多くの空きテナント区画が目立ちます。

正直、今、センター街にペンシルビルを建設して上層階までテナントを入れられる状況とは思えません。



サンセンタープラザの再開発検討は一体どこまで進んでいるのでしょうか。外壁塗装の改修が進んでいますが、根本的なビルのバリューアップを望む事はできません。



神戸よりも都市規模の小さな街が駅前一等地の地権者がまとまる事によって再開発が進み、シンボリックな景観と機能を手に入れているにも関わらず、何故に三宮はここまでまとまりがないのでしょう。この街区が再開発される日はやってくるのでしょうか。

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POSTED COMMENT

  1. ホージー より:

    いつか三宮センター街が、パリの「パッサージュ」や、ミラノの「ガレリア・ヴィットリオ・エマヌエーレ2世」、イギリスの「レドンホールマーケット」のような文化的で異国感のあるアーケード商店街に生まれ変わることを夢見ています。

  2. hanabi より:

    JR駅ビルやさんちか、阪急ビルなどどんどん綺麗になっていくのに、センタープラザだけ『本当に綺麗になるんか?』という気しかしません…。

  3. 神戸大好きな元関西人 より:

    センタープラザは昭和中期の遺物というか場末感が凄く逆の意味ですごいです。大阪で言えば大阪駅前ビルと同じような感じですがさらにレベルが高い印象です。私は神戸が大好きですが、多数の区分所有の建物は再開発は不可能、こんなふうになってしまうのですね。記事にあるようにセンター街の他の所も一体開発は進まず人通りは減少傾向で衰退しています。センター街全体が不可逆的に廃れてから地権者は気づくのでしょうが、何とか行政が音頭をとれないのでしょうか。あの維新でも一度公約にあげていた大阪駅前ビル再開発は難しいので無理なのでしょうね。まずは三宮東側の開発を進めるしかないですね。

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