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トアロード北部にある北野小学校跡は「神戸ブランドに出会う体験型工房」、校庭を北野地区の「観光バス駐車場」として1998年の7月より「北野工房のまち」として多くの観光客に利用されてきましたが、このマスター契約満了に伴い、新たな活用事業者の公募が行われていました。
その新事業者について、神戸市は決定を発表。公募には3社が参加し、活用案が示された上で、有識者評価の結果、ジーライオングループが選定されました。
同社が示した活用案はズバリ「食」をコンセプトとした複合施設化です。カフェやレストラン、スイーツや料理の教室、マルシェ等、神戸の食品や特色を活かした施設を運営するという内容です。
具体的には下記のフロア構成が検討されています。
1階 |
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2階 |
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3階 |
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4階 |
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これまでは旧校舎内に閉じ籠る形での活用でしたが、ジーライオン案はトアロード沿いにオープンテラスを設けてより外に開かれた、街の賑わい創出に適した事業計画となっています。内容としては、神戸市が非常に気に入る要素を詰め込んだといったところでしょうか。人気を集める事は間違いないのではないかと思われます。
ジーライオングループは自動車販売を主事業としていますが、飲食店や結婚式場の運営・展開も行っており、多角経営が特徴の企業です。従って今回のような食をテーマとする施設の運営には実績も十分という事でしょう。同社がこうした官民一体の事業に興味を持ち、神戸の活性化に寄与しようとする姿勢には感銘を受けます。最近は、こうした地場企業が地域の活性化や開発案件に積極的に参画しているケースが増えており、非常に頼もしい限りです。
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ここやポートタワーのフェリシモの様な
地元の企業が運営して頂けるのが
一番望ましい形だと思います。
いつもこのブログを楽しんでいる読者です。
しかしながら北野工房のまちのリニューアル内容については廃校になった北野小学校が取り壊されずに保存された経緯からしてもまるで取り壊して新築することと変わらないように見えます。校舎内の教室の壁をぶち抜くことに引っかかりを感じています。講堂の大改装にも引っかかりを感じています。
北野小学校跡が何故保存されたかの経緯を踏まえて、これまで培った北野工房のまちの良さを活かしたリニューアルになるようにみんなで声を上げましょう。