旧居留地

三共生興スカイビルの解体工事が開始される 再開発の行方は?待たれる跡地の活用法



旧居留地・江戸町筋と仲町通の交差する北東角に鎮座する三共生興スカイビル。地上10階 地下1階の複合ビルで1階は店舗、2-3階はオフィス、4-10階が共同住宅という構成でした。1973年竣工とアラフィフビルで老朽化が進んでいました。建物と土地は昨年、所有者の三共生興が都市開発環境社に売却され、昨年10月末に全てのテナントが退出して閉館しました。



そしていよいよ建物の解体工事が開始されました。現在、仮囲いや足場の設置と内装の解体が進められています。



現保有者の都市環境開発社は主に分譲マンションや戸建住宅を手掛ける不動産会社です。神戸市内ではザ・レジデンス元町 海岸通を分譲しています。

既存建物解体後、敷地面積1,829.87平方メートルの開発用地が生まれます。



この土地をそのまま丸々使って開発を行うのか、はたまた南北に二分して用途を分けた形で開発するのか。



近隣の三宮伊藤町ビル北館・南館を取得した和田興産は土地を集約化して分譲マンションを建設する計画でしたが、最終的にはこれを白紙とし、南側に専門学校を建設し、北側は駐車場として暫定利用を行なっています。

姫路の商業施設フォーラス跡地を買収した都市開発環境社は土地を二分してホテルと分譲マンションを開発しました。



土地を二分した場合、一方を1,000平方メートル以下に抑えればこのエリアでもまだ住宅建設は可能です。但し、低層階には店舗を入れる必要があります。もう一方をオフィスもしくはホテルにという開発方法が考えられます。もし一体的に開発する場合、オフィス、ホテル、住宅を有する複合高層ビルとしての開発を期待したいと思いますが、エリアの建坪率は80%、容積率は700%です。単純には最大約12,000平方メートルの建物の建設が可能です。国交省から通達されたホテル建築に対する容積率緩和を適用できれば、ホテル部分については300%の上乗せが可能です。都市開発環境社が自社開発するのか、転売目的か。旧居留地の新プロジェクトとて要注目です。

関連記事

COMMENT

メールアドレスが公開されることはありません。 * が付いている欄は必須項目です