名谷

リノベーション神戸・tete名谷南ゾーン 駅ビル内装工事や駅舎改札内コンコースのリニューアルが進行中



今年度中のリニューアル工事完成とグランドオープンを目指している名谷駅ビル「tete名谷」。一日辺りの乗降客数4.5万人と、市営地下鉄沿線ではトップレベルを誇る駅において、リニューアルによって駅ナカ商業施設の充実化や美装化を伴った大規模改造が行われています。



既存駅ビルの南ゾーンにおいて最も大きな変貌を遂げるのが、改札上の吹き抜けコンコース。天井や壁を抜いて開放感あふれるアトリウムと駅ビル内の店舗や動線が吹き抜けに面する事でにぎわいのある駅ナカ空間を創出します。



この改札上の改造に伴い、改札内外のコンコースはどうバランスをとるのか工事の動向を見守っていました。



改札内コンコースについては全面改装という選択肢が採用されました。トイレのリニューアル工事を行う為、改札内に仮設トイレを建築しています。

天井や壁の美装化を図る模様です。従って西神・山手線沿線駅のリニューアルは、完了した新長田、これから着手する板宿、工事中の三宮に加えて、名谷も駅舎リニューアルの仲間入りを果たしました。



コンコース天井中央の自然光を採り入れるトップライトはそのまま継続活用します。照明は色温度の低い暖色のLEDに調光されるのではないかと思います。



1階は駅ビルの南側を中心に改修工事が進んでいます。



完全スケルトン化された内部に新たな壁や梁の構築が行われていましたが、現在はそれらや天井等の内装工事や電気工事等が進められている模様です。



西側の巨大壁画のあった部分には既に新たなエントランスが設けられています。



1階にも増して、大変貌を遂げる予定の駅ビル2階。2階のイメージパース等は公開されていない為、どのように仕上げられるのか全く分かりません。



2階も完全スケルトン状態です。右奥では吹き抜けの構築が進行しているようです。

建物のリニューアル及び完成後の運営を担うJR西日本アーバン開発は、南ゾーンの一部テナント区画についての募集を行っています。恐らく中核となる食物販テナントは決まっているのではないかと思われます。



喜久屋書店の入っていた区画やその周辺はまだ現状、手付かずです。南側の工事が終わり、動線が確保できた後に北側の改修を進めるのでしょう。



須磨パティオのリニューアルと共に駅ビルのリニューアルは名谷駅利用者には非常に期待を寄せているでしょう。最寄駅が素敵に生まれ変わる事は来街者にも自慢ができます。

tete北ゾーンの北側で整備中のバス停上屋。基礎工事が終わり鉄骨工事に移行しました。



この屋根ができるとバスを降りてから雨や陽射しを避けて駅構内まで移動する事が可能になります。来春までに名谷の主な商業施設関連のリニューアルプロジェクトは完了し、エリアの魅力アップが期待できます。
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