神戸駅周辺

メトロこうべ中間通路リニューアル完成 中央広場愛称はメトロプラスに 暗く陰気な通路が見違える空間に大変身



神戸高速鉄道及び阪神電気鉄道が昨年7月から着手していた「メトロこうべ中間通路」の美装化工事が完成を迎えました。メトロこうべの開通50年に第一段階のリニューアルが行われていましたが、その内容は壁や柱の塗装とトリックアートや卓球場の改修に留まりましたが、今回の美装化工事は全面リニューアルと言って良い大規模な改修となりました。「『まち』と『まち』をつなぐ明るく賑わう地下通路」をコンセプトとし、総工費6億円が投じられました。



新開地駅東改札外コンコースです。天井パネルと照明が全面的に刷新され、柱も美装化されました。



柱の上部には人工観葉植物が取り付けられました。



コンコースを抜けて行くと、いよいよ中間通路部分に突入します。



真新しい柱にシンプルなデザインの案内表示が取り付けられています。



西側・新開地側の中間通路エントランスにあたる部分です。柱に複数のライトが取り付けられており、天井を複数方向から照らしています。



折り上げた木製の天井ルーバー。ここから木目の天井が延々と高速神戸まで続いていきます。



柱のコーナーにはステンレス製の特別なデザイングラフィックが取り付けられています。



ライトアップされた柱周りを新開地駅を背後に眺めた様子です。



一部の天井は木製ルーバーが取り付けられずに以前の天井が残されている部分があるのは何か理由があるのでしょうか。


ほぼ同じ場所の通路のリニューアル前の様子です。数年前に行われた照明のLED化や塗装によって明るさは増していましたが、今回程の劇的変化は行われませんでした。こんな短期で本格的な改修をするなら以前のリニューアルは先走ってしまった形です。



照明の色温度も大きく変わって雰囲気の全く異なる通路になりました。



ゴルフ室内練習場だった部分にもメトロ卓球場の拡大エリアとなりました。



その先に広がるのが中央広場です。今回のリニューアルで最も劇的な変化を遂げたエリアです。



一歩足を踏み入れると、それまでの通路以上に別世界が眼前に広がります。


以前の様子と比較すると、その違いが明確です。まるで物流倉庫の一部のようだったリニューアル前の中央広場。



ショッピングモールのような商業施設とも見間違うような空間に仕立て上げられました。



中央広場のみは天井、柱、壁、床に渡るフルリニューアルと凝ったデザインには目を見張ります。これがあの薄暗く陰気臭かったメトロこうべとは。



この広場の中央のリング空間はもうディズニーランドかも!?



柱周りの木製ベンチも可愛らしいです。



若者が集う空間になるようにウッドフロアと鏡を用意。ダンスの練習にももってこいの広場です。



ストリートピアノも置かれて、ピアノに合わせてダンスも出来そうです。即興のパフォーマンスも期待出来るかも?



広場の愛称は投票の結果、metro+(メトロプラス)に決定しました。



柱の一部にはデザイングラフィックの紹介や解説も掲示されています。



DUOこうべのサンポルタ広場も今後の再整備にあたっては、このメトロプラス並みに思い切ったリニューアルを期待したいですね。



メトロこうべ卓球場が更に続きます。



メトロプラス以外の通路の一部も床材の更新が行われました。この改修が進められた部分と未改修の部分が残るチグハグ感は正直、どうにかならなかったのでしょうか。それがまたメトロこうべらしいと言えばそれまでですが。



改修がしっかりと行われた部分はシンプルかつ上品なので、時間を掛けてでも未改修の部分はそのままにせず、徐々に手を入れて欲しいと思います。



これまでこの中間通路は暗く単調で長い道のりでした。しかし変化に富んだ真新しい通路は時間を忘れてあっという間に歩けてしまう程です。

metrokobe06.jpg

以前は雨風凌げる位しかメリットの無かった通路でした。そもそもこうした地下鉄駅間に通路を設ける目的や用途って一体何でしょうか。鉄道会社も電車に乗って貰った方が運賃を稼げるのに何故、整備したのでしょうか。



高速神戸側のエントランスはシンプルです。高速神戸駅改札外コンコースと改修の終わった通路間に店舗区画がありますが、この部分は改修の手は入りませんでした。



高速神戸駅のコンコースです。新開地駅以上に気合の入った美装化が行われました。床以外は全て刷新されています。



柱に取り付けられた高速神戸駅の案内表示。



柱や壁や木目調の化粧パネルで美装化されました。壁には人工観葉植物の装飾が施されています。



柱の部分は中間通路の天井と同じ木製ルーバーがアクセントとして取り付けられています。



券売機や改札周りの壁も全て美装化の対象となりました。



暗くて陰気なかつての通路は劇的な大変身を遂げました。明るく暖かな空間は人を歩いてみようという気にさせてくれると思います。また中央広場の完成度は素晴らしく、積極的に活用される事が望ましいです。新長田の大橋地下道も美しい仕上がりでしたが、メトロプラスはそれ以上です。まだ御覧になられていない方は是非一度、足を運んでみてください。通行量が増えれば、通路沿いの店舗ゾーンも活気が出て、出店が加速したり、その他のエリアの改装にも踏み切れるでしょう。神戸駅前広場の再整備とも連動させて欲しいと思います。

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