JR神戸線の高架下は耐震改修によって工事完成エリアから再利用によるリニューアルが進められていますが、神戸駅の隣接高架下は工事が開始される前には、かつて家具店が集積していました。
高架下南西側には4つの区画が設けられ、イタリアンレストランやビールホール、フィットネスクラブ等が出店、営業しています。残りの北東側は「Coming Soon」とされていましたが、JR西日本からこの区画の利用方法についてプレスリリースが7月13日に発表されました。
https://www.westjr.co.jp/press/article/2023/07/page_22926.html
2023年8月5日(土)
神戸駅隣接高架下(神戸D51-PARK)にてキャンプ場 誕生
~神戸D51-PARK powered by LOGOS~によるお試しキャンプ実施~
神戸D51-PARKと名付けられた高架下広場にキャンプ場を開業させるという新しい試みがスタートします。
この場所に保存されているD51の蒸気機関車「銀河」。神戸駅前広場の再整備に伴って移設も検討されたようですが、分解整備後の保存にかなりの費用も掛かるようで、現状はこの場所に据え置く事になりそうです。
神戸D-51 PARKという名称になっていますが、実際の高架下広場から機関車は少し離れた位置にあります。
キャンプ場オープン予定地の高架下はフェンスで囲われています。
柱に「Kobe D51-PARK」のロゴ。ENJOY BBQのメッセージが入りました。
BBQ場で、野菜や食器を洗うのに使用できる給水場の設置も完了しています。
広場の約半分の面積にはフカフカの人工芝が張られました。
複数のテントが設置されています。来店者が利用できるテントとなるのでしょう。高架下なので、強い陽射しも遮られています。冬場の利用時には暖房等も入るのでしょうか。
利用時間は11:00がスタート。21:30の予約が最後の時間枠です。メニューは大きく分けて3時間飲み放題で食材は全て店側で準備して貰う手ぶらコースと食材持ち込みのコースの2種類。手ぶらにはデラックスコースもあります。
都会のど真ん中でのBBQやキャンプ体験という新しい試みは成功するでしょうか。
この取り組みは株式会社ロゴスコーポレーションが展開するアウトドアブランド「LOGOS」の機材や運営ノウハウを活用し、「高架下空間でのキャンプ」という非日常体験を通じて、訪れた方々の笑顔を生み出すことを目指しており、運営は神戸麦酒神戸駅前店を営業する株式会社ウエスト神戸が行います。
キャンプ場を訪れた人々が機関車にも興味を持って貰えるように何等かの工夫は必要なのではないかと思います。今のままだと名称にはD-51が入っているものの、機関車の存在は忘れられてしまいがちになりかねません。
神戸駅隣接高架下 神戸D51-PARKに「神戸D51PARK BBQ」が8月5日(土)にオープン 都会のど真ん中に日帰りお試しキャンプ場が誕生
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蒸気機関車D51のボイラーで焼くピザ・燻製なんて、どうでしょうか?
整備に恐ろしくコストがかかりそうですけれど。。。。。
退役してから数十年、屋根もなく風雨と排気ガスにさらされてかわいそうな車体になってます。ボイラーは完全に交換しないと無理でしょうね。アイデアとしては面白いのですが残念です