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今月、神戸高速鉄道が開通して50周年を迎えました。阪急阪神と山陽を結ぶ全線地下鉄の同鉄道は大都市間の大動脈を担う一大インフラ整備プロジェクトであった事は想像に難くありません。ほぼ同時期に高速神戸駅と新開地駅間を地下通路と地下街で結ぶメトロこうべも開業。
今年9月に同じく50周年を迎えるにあたり、阪急阪神グループの神戸高速鉄道はこの昭和感満載の地下街と通路をリニューアル計画を始動させます。
新開地には今年7月に気楽館が開館予定でメトロこうべを含むエリアの活性化が期待されます。
デュオ神戸から歩いていくと高速神戸駅付近から一気に昭和感に包まれ始めます。更に新開地方向に進んで行くと、どんどんタイムスリップしていく感覚で場末感が強まっていきます。
地下街を抜けて地下通路に至ると、照明の明度も落ちて夜間等は治安にも懸念があります。
地下通路には卓球場等も整備されて賑わい創出に独自の努力も垣間見えますが、なかなかそう簡単にはいきません。
今後の5ヶ月間で床や壁の美装化や照明設備の更新、賑わいスペースの整備を進め、工事が一定度終わった状態で50周年を迎えたいとしています。
メトロこうべについてもやはり神戸駅前北側の再開発が進んでいない事が置き去り感を強めているのではないかと思われます。地上の再開発が進み周辺人口が増えれば鉄道利用者や地下街の通行量も自ずと増える事でしょう。ハーバーランドのように広域から人を呼び込むのはハードルか高いので、利便性の高さを活かして周辺居住人口を増やす事での活性化が賑わいを取り戻す近道なのではないかと思います。
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