神戸大学が設置するバイオ生産工学等にデジタル技術を融合させたバイオものづくり領域のオープンイノベーションやインキュべーションを促進するための研究開発拠点がまもなく完成を迎えようとしています。
建物は竣工していますが、現在は最後の仕上げとして外構工事が進められています。
建物の南東側で、掘削機とクレーンが導入されて、基礎工事が行われています。
隣接するKCMIとの間に歩行者デッキが構築され、周辺の建物とポートライナー計算科学センター前駅が2階レベルで繋がる予定です。
2階の回廊にフェンスが設けられていたので、このデッキ計画は消滅したのかと思いましたが、計画通りに整備されるようで安心しました。ポートライナー駅からの空中ネットワークはこれから一体どこまで広がっていくのでしょうか。
外構工事は建物の北側でも同時に進行しています。建物本体はコンクリート打ちっ放しのスパルタンな外装で、これを鋼管で覆う大胆なデザインを纏ったイノベーション拠点です。
デッキによってポートライナー駅と直結し、利便性が増すだけに留めず、デッキネットワークで繋がる駅周辺の他施設との連携も促進する空中回廊であって欲しいと思います。医療産業都市の成否は、進出する企業や団体が単独で開発した技術が世に送り出されるだけでなく、それらを同じくこのエリアに進出する企業・団体が活用して新たなイノベーションを起こすような連携の連鎖かと思います。
バイオものづくり共創拠点の建設工事 空中回廊拡大と外構工事が進められる
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